東京で アライグマの 相談が 12年で 約95倍に ふえました
みなさんの家の近くや公園で、見なれない動物を見かけたことはありませんか。日本の町には、人のくらしと関わりながらくらす生き物が、たくさんいます。その中で、東京都では、アライグマやハクビシンという動物がふえて、人々をこまらせていることがわかりました。
東京都のかんきょう局は、2026年の4月に、このことについて発表しました。アライグマについての相談の数は、2013年には9件でしたが、2024年には856件にもなりました。これは、12年間で約95倍にふえたことになります。
つかまえたアライグマの数も、大きくふえています。同じ12年間で、201頭から1541頭になり、7.5倍以上になりました。
東京都は、平成25年に、こうした動物がこれ以上ふえないようにする計画を作りました。今では、東京都の中の51の市や町、村など(自治体)が、力を合わせて対策に取り組んでいます。
ここで、いくつかの言葉をせつめいします。アライグマやハクビシンは、もともと日本にすんでいなかった動物です。ペットなどとして外国から来たものがにげ出して、野山や町でくらすようになったといわれています。これらの動物は、畑の作物を食べたり、人の家にすみついたりして、こまったことを起こすことがあります。
「自治体」とは、東京都や県、市・町・村などのことで、わたしたちのくらしをささえる役所です。
生き物と人とが、うまくくらしていくためには、こうしたようすを知ることが大切です。みなさんも、見なれない動物を見つけたときは、近づかずに大人に知らせるなど、自分にできることを考えてみるとよいですね。