2026年6月6日(土)のこどもニュース
「あすか・ふじわらの宮都」が世界いさんに もうすぐきまるよ
みなさんは、学校で日本のむかしのことをならったことがありますか。なら県には、今から1300年いじょうもむかしに、日本のみやこ(くにの中心になる、いちばん大切な大きな町)があった場所がのこっています。たてものや、むかしのえらい人のおはかなどが、たくさん土の中や町にのこっているのです。その場所が、今、とても注目されています。
2026年6月6日、日本の文化ちょうが、うれしいニュースを発表しました。ユネスコ(世界の国がてをつないでつくった組)のしらべるかかり「イコモス」が、なら県のあすか村などにある「あすか・ふじわらの宮都」を、世界文化いさんにするとよい、とおすすめしたのです。
イコモスのおすすめには、いくつかの分け方があります。今回はその中でいちばんよい「記さい(ぜひのこすとよい、というおすすめ)」でした。
「あすか・ふじわらの宮都」は、19の場所が一つのまとまりになっています。どれも、今から1300年ほどむかし(6せいきの終わりから8せいきのはじめ)の、大切なあとです。その中には、あすか寺や、キトラこふん、たかまつづかこふんなどがあります。「こふん」とは、むかしのえらい人のおはかのことです。
正式にきまるのは、2026年7月19日から29日に、かんこくのプサンという町でひらかれる「第48回 世界いさん委員会」です。ここできまれば、日本の世界文化いさんとしては22ばんめになります。2024年の「さど島の金山」いらいの、うれしい出来ごとです。
ここで、むずかしい言葉のせつめいをします。「世界いさん」とは、世界の中でとくに大切で、これからもずっとのこしていきたいと、世界の国がみとめたたから物のことです。「イコモス」は、その場所が世界いさんにふさわしいかどうかを、よくしらべるかかりです。
もし正式にきまれば、なら県のあすか村は、世界中の人が知る、たから物のような場所になります。みなさんも、日本のむかしのことを知り、大切なものを長くのこしていく気もちをもてるといいですね。
オーストラリアの小麦、来年は大きくへる見こみ
みなさんが毎日食べているパンやうどんは、何からできているか知っていますか。じつは「小麦」という植物のたねを、こなにして作っています。小麦は、たねをまくと子葉が出て、葉がしげり、やがて花がさいて実をつける植物のなかまです。オーストラリアという遠い国は、この小麦をたくさん作って、ほかの国にも送っていることで知られています。
2026年6月2日(火曜)、オーストラリアの、農業や海の食べ物のことを考える役所(DAFFやABARESというところ)が、来年とれる小麦のりょうのよそくを発表しました。それによると、2026年7月から2027年6月までの間にとれる小麦は、26.7百万トンになりそうだということです。これは前の年より26パーセントもへったりょうで、五年のへいきんとくらべても23パーセント少ない数です。
小麦をうえる土地の広さも10.9百万ヘクタールになり、前より12パーセントせまくなりました。これは2019年から2020年のころからあと、いちばんせまい広さです。冬にそだてる作物をぜんぶあわせても54.5百万トンで、21パーセント少なくなりました。
なぜこんなにへったのでしょうか。一つは、中東という遠い地いきでせんそう(あらそい)が起きて、きかいを動かすあぶら(ねんりょう)や、植物を元気にそだてるこな(ひりょう)が手に入りにくくなったからです。もう一つは、雨が少なくて土がかわいてしまったからです。
地いきごとに見ると、ニューサウスウェールズ州は7百万トンで38パーセント、クイーンズランド州は1.32百万トンで43パーセント、西オーストラリア州は9.47百万トンで29パーセントも、それぞれ前の年より少なくなる見こみです。
ここで出てきた言葉をせつめいします。「よそく」とは、これからどうなるかを前もって考えることです。「ねんりょう」とは、きかいを動かすためのあぶらのことです。「ひりょう」とは、植物を元気にそだてるためにあげるこなのことです。
オーストラリアの小麦は、海をこえて日本にも来ていて、わたしたちのパンやうどんのもとにもなっています。とれるりょうがへると、わたしたちが食べる物のねだんにもつながるかもしれません。遠い国の天気やできごとが、自分たちの毎日の食たくとつながっていることを、おぼえておきたいですね。
うちゅうのきちで空気もれ ひこうしたちは安全に
みなさんは、ふうせんに小さなあなが空くと、中の空気がだんだんぬけていくのを見たことがありますか。空気は目に見えませんが、生きていくためにとても大切なものです。地球のまわりを回りながら、ひこうしたちが生活している「こくさいうちゅうステーション」という大きなきちがあります。ここでは、外のうちゅうに空気がないので、中の空気がもれないようにすることが、とても大事です。
2026年6月5日、アメリカのうちゅうのしごとをするNASAというところが、大切な発表をしました。こくさいうちゅうステーションの「ズベズダ」とよばれる場しょには、外とつながるトンネルがあります。このトンネルでは、2019年から空気がもれるひびわれが見つかっていました。そして2026年6月のはじめ、空気がもれるりょうがふえて、1日に2ポンドにもなりました。2ポンドは、およそ900グラムです。
NASAは、ひこうしたちの安全を考えて、「スペースX(SpaceX)のドラゴンといううちゅうせんの中に、いったんひなんしてください」とつたえました。このときステーションには、スペースXの「クルー12」というチームのひこうし4人と、「ソユーズ」といううちゅうせんでやってきたNASAのひこうし、クリス・ウィリアムズさんの、あわせて5人がいました。
そのあと、ロシアのうちゅうのしごとをするロスコスモスという会社が、もっとくわしくはかったり調べたりすることをきめました。そして、ひこうしたちはふだんのしごとにもどりました。NASAは、ロスコスモスのなおし方が、かえってあぶなくなるのではないかと心配していました。
「こくさいうちゅうステーション」とは、地球の外のうちゅうにあって、ひこうしたちが住み、色々なじっけんをする大きなきちのことです。「ひなん」とは、あぶないところからはなれて、安全な場しょへうつることです。
空気は、生きものにとってなくてはならないものです。だから、空気がもれないようにすることは、うちゅうで生活するひこうしたちの命を守る、とても大切なことなのです。アメリカとロシアの人たちが力を合わせて、ひこうしたちの安全を守ろうとしています。