米づくりに会社が参入 アイリスが農業を本格スタート

みなさんは、おにぎりやパックごはんを食べたことがありますね。日本の食たくに欠かせない米は、田んぼで米づくりをする人たちが作っています。でも今、その米づくりをする人がだんだん少なくなり、年れいも高くなっているという問題があります。学校でも、食料を作る働き手が減っていることを学びましたね。そんな中、ある会社が米づくりに力を入れると発表しました。

2026512日、アイリスアグリイノベーション株式会社が、農業の事業を本格的に始め、米を作る仕事を立ち上げると発表しました。この会社は、家庭用品などで知られるアイリスオーヤマのグループ会社です。「東日本大震災」から15年がたったことをきっかけに決めたといいます。

まず初めの年に22ヘクタールの田んぼで米を作り、5年後には200ヘクタール、いずれは1000ヘクタールまで広げることを目標にしています。

発表によると、農業を中心になって行う人たちの平均の年れいは69.2さいで、65さい以上の人が7割をしめています。さらに、全国の農地の約3割では、10年後にだれが作るのかがまだ決まっていません。

そこでこの会社は、使われなくなった田畑「耕作放棄地」を借りる「リース方式」で土地を活用し、そこで作った米を「パックごはん」にして日本国内で売っていく計画です。

ここで出てきた言葉を説明します。「ヘクタール」は広さの単位で、1ヘクタールはたて100メートル、横100メートルの正方形と同じ広さです。1000ヘクタールはとても広い土地になります。「耕作放棄地」とは、これまで作物を作っていたのに、今は使われずにそのままになっている田畑のことです。「パックごはん」は、たいたごはんを入れ物につめて、温めるとすぐ食べられるようにした食品です。「東日本大震災」は、2011年に東日本でおきた大きな地しんとつなみの災害です。

米づくりをする人が減っていく中で、会社が新しい形で米を作ることは、私たちが安心して米を食べ続けられることにつながります。食料を国内で作り続けられるかどうかは、みなさんの未来の食生活にも関わる大切な問題です。