2026年6月24日(水)のこどもニュース
ファミリーマートがクマよけの機械「モンスターウルフ」を実験
2025年の秋、日本の各地でクマが山から人の住む町に下りてきて、人がおそわれる出来事が多く起きました。みなさんも、ニュースで聞いたことがあるかもしれません。生き物は、食べ物やかくれ場所など、まわりの自然と関わって生きています。山の木の実が少ない年などには、クマが食べ物を求めて町まで出てくることがあります。お店で買い物をする人や、そこで働く人の安全をどう守るかが、大きな問題になっていました。
コンビニの会社である株式会社ファミリーマート(本社・東京都港区、社長は小谷建夫さん)は、2026年6月24日、野生動物をおいはらう機械「モンスターウルフ」を使う実証実験を始めると発表しました。
実験の期間は、2026年6月17日から2027年1月15日までの、約7か月間です。
「モンスターウルフ」を置いたのは、群馬県にある「ファミリーマート日野屋黒保根店」です。コンビニがこの機械を使うのは、初めての試みです。
この機械は、50種類以上のおどすための音をばらばらの順番で鳴らし、赤色や青色のライトを光らせて、クマなどの野生動物をおどします。さらに、赤外線センサーが動物の体の熱を感じ取り、自動で動物に気づくしくみです。太陽の光で電気をつくるソーラーパネルにも対応していて、電気を取りにくい場所にも置くことができます。水やほこりにも強く、こわれにくいつくりです。
ファミリーマートは、この機械とあわせて、「クマ撃退スプレー」を新たに約300店に置きました。これで、スプレーを置いたお店は、合わせて約800店になりました。ファミリーマートは、2025年秋にクマのひがいが広がったことを受けて、2025年11月から約500店にスプレーを配り始めていました。
ここで出てきた「実証実験」とは、新しい機械や方法が本当に役に立つかを、実際にためして確かめることです。「モンスターウルフ」は、音や光、センサーの力で動物を近づけないようにする機械です。「クマ撃退スプレー」は、クマが近づいてきたときに使う、身を守るための道具です。
クマと人が安全にくらしていくためには、たがいに出あわないようにするくふうが大切です。今回の実験でうまくいけば、こうした取り組みが全国のお店に広がり、わたしたちの毎日の暮らしの安全につながっていくかもしれません。
夏は一年で一番ねむりになやむ季節 大人400人に聞いた調査の結果
暑い夏の夜、なかなかねむれなかったり、夜中に目が覚めてしまったりした経験はありませんか。あせをかいて気持ちが悪くなり、起きてしまうこともあるかもしれません。じつは、こうした夏のねむりのなやみは、多くの大人も同じように感じているようです。そんな夏の夜の様子を、くわしく調べた調査が発表されました。
2026年5月26日、ねむりや、つかれた体を回復させるための衣類をつくる会社「株式会社TENTIAL」が、夏のねむりについて調べた調査の結果を発表しました。株式会社TENTIALは、全国の20代から60代の男女400名に、夏のねむる場所の様子についてたずねました。
まず、四季ごとに、ねむりになやみや不満を感じる人の割合を調べました。すると、春は46.6パーセント、夏は68.7パーセント、秋は39.8パーセント、冬は48.1パーセントという結果になりました。夏がいちばん高く、株式会社TENTIALは、夏を「最も睡眠に悩む季節」だとしています。
さらに、調査を受けた人のうち87パーセントが、ねむりをよくするための何らかの対策をおこなっていました。ところが、対策をしたあとでも61.2パーセントの人が「つかれが残る」と答えています。
また、エアコンを使う人は60.5パーセントいましたが、そのうち53.7パーセントの人が「暑さや蒸れで目が覚める」と報告しています。株式会社TENTIALは、ねどこの中の温度と「湿度」をうまく整えることが大切だと考えられる、と説明しています。
ここで出てきた「湿度」とは、空気にふくまれる水分の多さ、つまりしめり気のことです。みなさんも知っているように、空気はあたためられると上に動き、まわりの様子で温度が変わります。ねどこの中も同じで、エアコンで部屋全体をすずしくしても、ふとんの中が暑かったり、しめり気が多かったりすると、目が覚めてしまうのです。
この調査からは、ただすずしくするだけでなく、自分のねどこの中の温度やしめり気にも気をつけることが、よいねむりにつながると分かります。よくねむれると、つかれが取れて、次の日を元気にすごせます。今年の夏は、ねる前にふとんの中の様子を気にしてみると、ぐっすりねむるためのヒントが見つかるかもしれません。