2026年6月28日(日)のこどもニュースNews for Sunday, June 28, 2026

夫婦ふうふの呼よび方かたが変化へんか 「主人しゅじん」「家内かない」から「パートナー」へ

みなさんの家いえでは、家いえの人ひとたちが、けっこんした相手あいてのことをおたがいにどう呼よんでいるでしょうか。「主人しゅじん」「家内かない」「旦那だんな」「嫁よめ」といった昔むかしからの呼よび方かたを耳みみにしたことがある人ひとも多おおいはずです。日本にほんでは毎年まいとし6月がつ23日にちから29日にちまでが「男だん女じょ共きょう同どう参さん画かく週しゅう間かん」とされていて、男性だんせいも女性じょせいも同おなじように活かつやくできる社会しゃかいについて考かんがえる期間きかんになっています。2026年ねん6月がつ、この「男だん女じょ共きょう同どう参さん画かく週しゅう間かん」の期間きかんに、夫婦ふうふの呼よび方かたについての研究けんきゅうが発表はっぴょうされました。

発表はっぴょうしたのは、関かん東とう学がく院いん大だい学がく経けい営えい学がく部ぶの中村なかむらもも子教授こきょうじゅです。中村なかむらもも子教授こきょうじゅは、言語学げんごがくと、男女だんじょの役割やくわりについて考かんがえる「ジェンダー」研究けんきゅうの専門家せんもんかです。中村なかむらもも子教授こきょうじゅが調しらべたのは、けっこんした相手あいて、つまり「配偶者はいぐうしゃ」の呼よび方かたの変化へんかです。研究けんきゅうでは、これまで広ひろく使つかわれてきた「主人しゅじん」「家内かない」「旦那だんな」「嫁よめ」という呼よび方かたから、「つれあい」「パートナー」「夫おっとさん/妻つまさん」という新あたらしい呼よび方かたへの変化へんかが進すすんでいることが分わかりました。中村なかむらもも子教授こきょうじゅによると、呼よび方かたが多様たようになっているのは、けっこんについての考かんがえ方かたが多様たようになっていることと関係かんけいしています。実際じっさいに、「事実婚じじつこん」や「同性婚どうせいこん」、「選択的夫婦別姓せんたくてきふうふべっせい」を支持しじする人ひとが増ふえています。そして中村なかむらもも子教授こきょうじゅは、どの言葉ことばを選えらぶかは自分じぶんの意思いしや価値観かちかんを表あらわす大切たいせつな行おこないであり、社会しゃかいを新あたらしく変かえていくことは言葉ことばをめぐるたたかいでもある、と説明せつめいしています。

ここで、ニュースに出でてきた言葉ことばを確認かくにんしましょう。「配偶者はいぐうしゃ」とは、けっこんした相手あいて、つまり夫おっとや妻つまのことです。「事実婚じじつこん」は、役所やくしょにけっこんの届とどけを出ださずに、夫婦ふうふとして生活せいかつする形かたちのことです。「同性婚どうせいこん」は、男性同士だんせいどうしや女性同士じょせいどうしがけっこんすることです。「選択的夫婦別姓せんたくてきふうふべっせい」は、けっこんするときに、夫婦ふうふが同おなじ名字みょうじにするか、それぞれ別べつの名字みょうじのままにするかを選えらべるしくみのことです。呼よび方かたや名字みょうじのように、言葉ことばには、その人ひとの考かんがえ方かたや生いき方かたが表あらわれます。みなさんも、だれかを呼よぶとき、どんな言葉ことばを使つかうか考かんがえてみてください。自分じぶんで言葉ことばを選えらぶことは、自分じぶんの考かんがえを伝つたえ、これからの社会しゃかいをつくっていく第一歩だいいっぽになるはずです。