「飛鳥あすか・藤原ふじわらの宮都きゅうと」が日本にほんで27件目けんめの世界遺産せかいいさんに登録とうろくされました

「飛鳥・藤原の宮都」が日本で27件目の世界遺産に登録されました
飛鳥宮跡 出典: Saigen Jiro (PD / Wikimedia Commons)

みなさんは社会しゃかいの授業じゅぎょうで、聖徳太子しょうとくたいしや大化たいかの改新かいしんなど、天皇てんのうを中心ちゅうしんとした国くにづくりについて学まなびましたね。その国くにづくりの中心ちゅうしんとなったのが、今いまの奈良県ならけんにあった飛鳥あすかやふじ原わらと呼よばれる場所ばしょです。そこには、古代こだいの日本にほんの国くにの形かたちがつくられていったころの宮みやのあとが、今いまも大切たいせつに残のこされています。

「飛鳥・藤原の宮都」が日本で27件目の世界遺産に登録されました
飛鳥宮跡 出典: Saigen Jiro (PD / Wikimedia Commons)

令和れいわ8年ねん(2026年ねん)7月がつ26日にち、内閣総理大臣ないかくそうりだいじんの高市早たかいちさなえ首相しゅしょうは、「飛鳥あすか・藤原ふじわらの宮都きゅうと」が日本にほんで27件目けんめの世界遺産せかいいさんとして登録とうろくされたことを受うけて、メッセージを発表はっぴょうしました。この遺産いさんは、「飛鳥宮跡あすかきゅうせき」や「藤原宮跡ふじわらきゅうせき」をはじめとする19の構成資産こうせいしさんから成なり立たっています。6世紀せいきから8世紀せいきにかけて日本列島にほんれっとうで生うまれ、後のちの時代じだいにも大おおきな文化ぶんかのえいきょうをあたえた、古代国家こだいこっかの宮都きゅうとの考古学的こうこがくてきな遺いせき群ぐんです。東ひがしアジアで古代国家こだいこっかが形かたちづくられた時期じきに、中央集権ちゅうおうしゅうけんのしくみがどのように生うまれ、成立せいりつしていったのかを、二ふたつの宮都きゅうとのうつり変かわりを通とおして具体的ぐたいてきに示しめす文化遺産ぶんかいさんとして、世界せかいのだれにとっても大切たいせつな特別とくべつの価値かちが認みとめられました。高市早たかいちさなえ首相しゅしょうはメッセージの中なかで、長ながい間あいだこの遺産いさんの保護ほごと受うけつぎに力ちからをつくしてきた奈良県ならけんの地元じもとの関係者かんけいしゃに、お祝いわいと敬意けいいの気持きもちを伝つたえました。そして高市早たかいちさなえ首相しゅしょうは、「日本にほんの宝たからから世界せかいの宝たからとなった」この文化遺産ぶんかいさんを確実かくじつに守まもり、次つぎの世代せだいへ引ひきついでいく決意けついを表明ひょうめいしました。

ニュースに出でてきた「宮都きゅうと」とは、天皇てんのうの住すまいである宮みやと、政治せいじの中心ちゅうしんである都みやこを合あわせた言葉ことばです。「中央集権ちゅうおうしゅうけん」とは、国くにの政治せいじの力ちからを一ひとつの中心ちゅうしんに集あつめて、国全体くにぜんたいをまとめて治おさめるしくみのことです。「遺跡いせき」とは、むかしの建物たてものや人々ひとびとの生活せいかつのあとが残のこっている場所ばしょのことです。また「世界遺産せかいいさん」とは、世界中せかいじゅうの人々ひとびとにとって大切たいせつな宝物たからものとして、未来みらいへ残のこしていくことが認みとめられた自然しぜんや文化財ぶんかざいのことです。教科書きょうかしょの中なかで学まなんできた古代こだいの国くにづくりの場所ばしょが、世界せかいの宝たからとして認みとめられました。この宝物たからものを次つぎの時代じだいへ引ひきついでいくのは、これから大人おとなになっていくわたしたち一人一人ひとりひとりです。奈良県ならけんをおとずれる機会きかいがあれば、千年以上前せんねんいじょうまえの人々ひとびとのいとなみをぜひ感かんじてみてください。