日本の調味料が世界で大人気 農林水産物・食品の輸出が過去最高に

みなさんは、サラダにドレッシングをかけたり、からあげにマヨネーズをつけたりしたことがあるでしょう。こうした日本の調味料が、今、世界で人気を集めています。すしやラーメンなどの日本食が海外でブームになり、日本を訪れる外国人旅行者も増えています。日本で食べた味を自分の国でも楽しみたいという人が増え、日本の食べ物を外国に売る動きが大きくのびているのです。

農林水産省は2026年8月4日、2026年1月から6月まで(上半期)の農林水産物・食品の輸出実績を発表しました。輸出の総額は8977億円で、前の年の同じ期間と比べて10.9パーセント、金額にして880億円増え、上半期として過去最高になりました。品目別では、マヨネーズやドレッシング類、タレ、つゆなどをまとめたソース混合調味料が391億円で、前の年の同じ期間より14.9パーセント(51億円)増え、1月から6月の輸出額としてこれまでで最も多くなりました。増えた理由について農林水産省は、アメリカやアジア向けを中心に、日本食への関心が高まったことや、インバウンドと呼ばれる外国から日本に来る旅行者が増えたことを背景に、ドレッシング類やマヨネーズ、日本独特のタレやつゆなどを買い求める動きが広がったためだと説明しています。輸出先は、1位がアメリカで1626億円、2位が香港で1100億円、3位が台わんで882億円でした。
ここで、言葉の意味をかくにんしましょう。「輸出」とは、国内で作った物を外国に売ることです。「ソース混合調味料」とは、マヨネーズやドレッシング類、タレ、つゆなど、いろいろな調味料をまとめた輸出の分類の名前です。「インバウンド」とは、外国から日本を訪れる旅行者のことです。みなさんがふだんの食事で使っている調味料が、今では世界の人々の食事もおいしくしています。日本の食文化がこれからどのように世界へ広がっていくのか、注目していきたいですね。