フランスで水がたりない 国のおよそ7わりの場所で水の使い方にきまり

暑い夏の日、みなさんは毎日たくさんの水を使っていますね。飲み水だけでなく、手をあらうときや、おふろに入るとき、畑の作物を育てるときにも水はかかせません。生き物は、水がないと生きていけません。今、ヨーロッパにあるフランスという国では、雨が少ない日がつづくなどして水がたりなくなる、かんばつが大きな問題になっています。

フランスの、かんきょうやしぜんを守る仕事をしている国の役所と、モニク・バルビュだいじんは、8月10日、かんばつについて話し合う会合を8月12日に開くと発表しました。会合は8月12日の午後2時から、ホテル・ド・ロクロールという場所で開かれます。バルビュだいじんは、水の様子を調べて先のことを考える会である「水文学予測監視委員会」(CASH)と、それぞれの県の役所をよび集めます。
あわせて、8月9日の時点でのフランス全体の水の様子も発表されました。フランス本土にあるすべての県、99の県が、少なくとも「注意」というレベルのけいかいをしています。そのうち67の県は一番重い「危機」というレベルで、これはフランスの県の大部分にあたります。また、21の県はその次に重い「強化警戒」というレベルです。このため、フランスの国土のおよそ7わり(10のうち7ほど)の場所で、水を自由に使うことがかぎられています。
8月12日の会合では、天気を調べる役所のメテオ・フランス(Météo-France)と、地面の下の様子を調べる研究所のBRGMが新しく調べたことをもとに、地下の水や川、土の中の水分の様子、そして、かんばつが動植物にあたえるえいきょうについても話し合われる予定です。
「干ばつ」とは、雨がふらない日が長くつづくなどして、川や地面の水がへり、生活や農業に使う水がたりなくなることです。また、水がたりないときに、国や県が「水を使いすぎないようにしましょう」と決めて、水の使い方をかぎることを「水利用制限」といいます。水は、人だけでなく、動物や植物が生きていくためにもかかせないものです。日本でも、夏に雨が少ないと水がたりなくなることがあります。フランスのこのニュースをきっかけに、ふだんから水を大切に使うことを心がけたいですね。