2026年8月24日(月)のこどもニュース
「うるう秒」がなくなる? 2026年10月の国際会議で話し合いへ

時刻の世界には「うるう秒」という言葉があります。世界共通の時刻に、ときどき1秒を足して調整する特別な仕組みのことです。

私たちがふだん使っている時刻は、とても正確な原子時計をもとに決められた「協定世界時(UTC)」が基準になっています。一方、地球の回転をもとにした時刻は「世界時(UT1)」と呼ばれます。地球の回転の速さは少しずつ変わるので、この二つの時刻の間にはずれが生まれます。ずれが大きくならないように1秒を足して合わせるのが、うるう秒です。1972年に始まってから今までに27回行われ、すべて1秒を「加える」形でした。
このうるう秒のあり方が、大きく変わろうとしています。2026年10月、フランスのベルサイユ国際会議場で、第28回「国際度量衡総会」(CGPM)が開かれます。これは、長さや重さ、時間などの単位について世界のルールを決める大切な会議です。日本の国の機関としてこの総会に参加する産業技術総合研究所(産総研)の計量標準総合センター(NMIJ)は、総会の議題として「うるう秒の今後の運用」が話し合われる予定だと紹介しました。
話し合われるのは、UTCとUT1のずれを最大3600秒、つまり1時間まで許すという案です。この案が決まると、うるう秒による調整は実際には行われなくなります。ずれが1時間にたっするまでには、とても長い時間がかかるからです。決議案が正式に決まれば、少なくとも数百年の間は、うるう秒の調整がいらなくなる見通しです。
この総会のもとになっているのは、単位を世界共通にするための「メートル条約」という条約です。2026年8月現在、68の加盟国と35の準加盟国など、合わせて103の国や地域が参加しています。日本は1885年に加わった、初期からの加盟国です。第28回総会の決議案の正式な文書は、国際機関であるBIPMのホームページに、フランス語と英語でのせられています。
今年の秋のサンマは昨年より少なく小ぶりに 水産庁が予報を発表

秋になると、夕食にサンマの塩焼きが並ぶ家庭が多くなります。サンマは秋を代表する魚として、昔から日本で親しまれてきました。

店に並ぶサンマの数や値段は、その年にどれだけのサンマが日本の近くの海にやって来るかによって大きく変わります。そこで国は毎年、夏のうちに、秋から冬にかけてのサンマの見通しを予報として発表しています。
令和8年(2026年)7月28日、水産庁は、国立研究開発法人の水産研究・教育機構が作成した「令和8年度サンマ長期漁海況予報」を発表しました。漁海況予報とは、漁のようすや海のようすを長い期間にわたって予想したものです。対象となる期間は令和8年8月から12月までで、対象となる海域は、北海道の東の海である道東から、茨城県や福島県の沖合の「常磐」と呼ばれる海までです。
この海域にやって来るサンマの量を「来遊量」といいますが、予報によると、今年度の来遊量は漁の期間を通じて昨年(2025年)の水準を下回る見通しです。さらに、とれるサンマにしめる、生まれてから1年ほどたった「1歳魚」の割合も昨年を下回り、その1歳魚の体重も昨年より軽くなると予想されています。つまり、数が少ないうえに、小ぶりなサンマが多くなりそうだということです。
サンマの群れがどこに来るかも予想されています。8月から9月は、北海道からウルップ島の東の沖合に広がる、東経152度から168度の公海を中心に、小規模な魚群がやって来る見通しです。公海とは、領海や排他的経済水域の外にある、どこの国のものでもない海のことです。10月には、東経160度より西の公海を中心に魚群が来ると見られています。
この予報は、水産研究・教育機構が令和8年5月から7月に行った調査の結果をもとにしています。海面の近くであみを引く「表層トロール」という方法で実際にサンマをとり、海にいるサンマの資源量を直接推定する調査です。
万博の思い出を形に残すため 夫妻が大阪市に4億円を寄付

4億円という大きなお金が、大阪市に寄付されました。寄付をしたのは、大阪市に住む福西けいはちさんと福西昭代さんの夫妻です。2人はそれぞれ2億円ずつ出し、合わせて4億円になりました。

このお金は、大阪・関西万博の会場になった島「夢洲」の第2期区域につくられる、記念公園ゾーンで役立てられます。福西さん夫妻は、万博のことを後の世に伝える「ハードレガシー」に活用してほしいという願いをこめて寄付をしました。ハードレガシーとは、建物や像のように、形として残るもののことです。例として、万博のキャラクター、ミャクミャクのとても大きな像をつくることなどがあげられています。
大阪市は8月19日、この寄付に感謝の気持ちを表すため、市長感謝状をおくる式を開くと発表しました。
式は8月24日の午後3時から3時30分まで、大阪市役所5階の市長公室で開かれ、横山英幸市長が福西けいはちさんと福西昭代さんに感謝状をわたします。