バヌアツの火山が大きくふん火 日本につ波が届くか気象庁が調査中

南太平洋の島国バヌアツにあるアンバエ火山で大規模なふん火が起き、つ波が発生して日本へ届くおそれがあるとして、気象庁が調査を続けています。もしつ波が届く場合、最も早いところでは、いず・おがさわら諸島に8月25日の22時30分ごろ届くと予想されています。予想されるつ波の最大の波の高さは、まだ分かっていません。

気象庁の発表によると、ふん火が起きたのは令和8年8月25日の18時40分ごろ(日本時間)です。ふん火のけむりは約5万フィート、およそ1万5000メートルの高さまで上がったと、ウェリントン航空路火山灰情報センターが伝えています。
大きなふん火が起きると、「気圧波」という空気のゆれが波のように周りへ広がり、海面をおし動かしてつ波を起こすことがあります。今回気象庁が発表した時刻は、この気圧波が1秒間に310メートルの速さで伝わり、つ波が発生したと想定して計算した、早い場合の予想です。
一方で、気象衛星ひまわりの画像では、ふん火にともなう気圧波にあたるはっきりした変化は見られていません。海外の検潮所(海面の高さを測る観測所)でも、25日22時10分現在、目立った海面の変化は観測されていません。日本につ波が届くかどうかについて、気象庁は引き続き調査を続けています。