1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


分からないことをAIに聞くと、すぐに答えが返ってくる時代になりました。それなら、学校で勉強するのは、いったい何のためなのでしょうか。

このぎもんが生まれるのは、文章や絵を自分で作り出す「生成AI」が、急速に発てんしているからです。今では、知しきを思い出すことや、たくさんのじょうほうを整理することは、AIが代わりにやってくれるようになりつつあります。
そんな中、2026年8月31日、文部科学しょうの「中央教育審議会」(国の教育について話し合う集まり)の部会が、次の「学習指導要領」(学校で何をどう教えるかを国が決めたきまり)に向けた「素案」(まとまる前の考えの下書き)をしめしました。
この下書きでは、ことばや物ごとの意味を深く理かいすることや、知しきどうしをつなげて考えることが、これまでよりもっと大切になると整理しています。また、AIが人の考え方や決め方に大きなえいきょうをあたえるようになっていることや、SNSでにせのじょうほうやまちがったじょうほうが広がって、社会の中で人々の考えが分かれてしまうおそれがあることも、問題としてあげました。
そのうえで、これからの学校は「自らの人生を舵取りすることができる、民主的で持続可能な社会の創り手」、つまり、自分の人生のすすむ方向を自分で決め、みんなで話し合いながらよい社会を長くつづけていける人を育てるべきだ、としました。
さらに、大学での学びや、学校を出たあとの仕事でデータサイエンスやAIを使うことにつながるように、デジタルの道具の使い方や気をつけるあつかい方、そのとくちょうについて、すべての子どもが同じようにしっかり学べるようにするべきだ、ともしています。