1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


学校へ行く道の中には、中央線がない、せまい道があります。近くに住む人たちが歩いたり、自転車に乗ったりして、ふだんの生活で使っている道です。こうした道路は「生活道路」とよばれていて、自動車も通ります。

そうした道路には、自動車の速度の決まりがあります。速度を表すしるしが立てられていない道路では、自動車は「法定速度」という、国のほうりつで決められた速度までしか出せません。これまで、この法定速度は、生活道路でも、はば広い道路でも同じで、時速60キロメートルでした。
交通の決まりを受け持つ国の役所であるけいさつちょうは、この決まりをかえました。2026年9月1日から、生活道路での自動車の法定速度が、時速60キロメートルから時速30キロメートルに引き下げられたのです。
ただし、すべての道路がかわるわけではありません。中央線がある道路や、「車両通行帯」という、車が走る場所を線で分けたものがある道路、行きと帰りの方向が分けられている道路、高速自動車国道の本線、自動車だけが走れる「自動車専用道路」は、これまでと同じ時速60キロメートルのままです。
また、「道路標識」という、速度などの決まりを表す板が立てられている道路や、道路に速度がかかれている道路では、そこに決められた速度のほうを守ることになっています。
9月1日からは、生活道路を走る自動車は、時速30キロメートルまでしか速度を出せません。学校の近くのせまい道でも、自動車が時速30キロメートルをこえて走ることはできなくなりました。

分からないことをAIに聞くと、すぐに答えが返ってくる時代になりました。それなら、学校で勉強するのは、いったい何のためなのでしょうか。

このぎもんが生まれるのは、文章や絵を自分で作り出す「生成AI」が、急速に発てんしているからです。今では、知しきを思い出すことや、たくさんのじょうほうを整理することは、AIが代わりにやってくれるようになりつつあります。
そんな中、2026年8月31日、文部科学しょうの「中央教育審議会」(国の教育について話し合う集まり)の部会が、次の「学習指導要領」(学校で何をどう教えるかを国が決めたきまり)に向けた「素案」(まとまる前の考えの下書き)をしめしました。
この下書きでは、ことばや物ごとの意味を深く理かいすることや、知しきどうしをつなげて考えることが、これまでよりもっと大切になると整理しています。また、AIが人の考え方や決め方に大きなえいきょうをあたえるようになっていることや、SNSでにせのじょうほうやまちがったじょうほうが広がって、社会の中で人々の考えが分かれてしまうおそれがあることも、問題としてあげました。
そのうえで、これからの学校は「自らの人生を舵取りすることができる、民主的で持続可能な社会の創り手」、つまり、自分の人生のすすむ方向を自分で決め、みんなで話し合いながらよい社会を長くつづけていける人を育てるべきだ、としました。
さらに、大学での学びや、学校を出たあとの仕事でデータサイエンスやAIを使うことにつながるように、デジタルの道具の使い方や気をつけるあつかい方、そのとくちょうについて、すべての子どもが同じようにしっかり学べるようにするべきだ、ともしています。