1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


北海道にある火山の「十勝岳」で、ふん火けいかいレベルが2から3に上がりました。レベル3は「入山規制」といって、山に入ってはいけないという意味です。気象庁が、2026年9月12日午前9時30分に発表しました。「気象庁」は、天気や地しん、火山のようすを調べて、みんなに発表する国の役所です。「噴火警戒レベル」は、火山がどれくらいあぶないかを、1から5の数字で表したものです。

レベルが上がった理由は、十勝だけの中があつくなったようすがつづいているからです。さらに、8月17日からは、山の近くで大きくゆれる火山の地しんがふえています。そのため、気しょうちょうは「噴火警報」を出して、レベルを2から3に上げました。噴火警報は、火山がふん火するおそれがあるときに出される、注意をよびかけるものです。
火口からおよそ3キロメートルの中では、ふん火のときにまっすぐとんでくる大きな「噴石」に気をつけなくてはいけません。噴石は、ふん火のときに火口からとび出す石のことです。また、火口から風がふいてくる方向(風下)では、「火山灰」や小さなふん石が、風に流されて遠くまでふってくるおそれがあります。火山灰は、ふん火のときに出る、細かいすなのようなものです。
気しょうちょうは、地元の市や町などの言うことにしたがって、あぶない場所には入らないようによびかけています。風下にいる人は、火山ばいや小さなふん石にも注意がひつようです。

北海道の東には、根室海峡という海があります。「海峡」とは、りくとりくにはさまれた、せまい海のことです。アクアマリンふくしまは、この海の深いところにどんな生き物がいるのかを、20年間にわたって調べつづけてきました。

調べるときには、地元で魚をとる仕事をしている人たちに手つだってもらいます。エビをとる仕事で使うかごや、あみを海にしずめて、深い海の生き物を集めるのです。これまでにも、この海からは、めずらしい「十脚甲殻類」がたくさん見つかっています。十脚甲殻類とは、エビやカニのなかまのことです。
その根室の海から、今回、真っ赤なエビが見つかりました。アクアマリンふくしまは、このエビに「ホムライバラモエビ」という名前をつけ、「新種」として発表しました。新種とは、今まで世界で知られていなかった、新しい生き物のなかまのことです。ホムライバラモエビは、イバラモエビのなかまです。
見つかったのは、2019年と2022年にとれたエビの中にいた、2ひきでした。体の形をくわしく調べるやり方と、親から子へうけつがれる体のじょうほうを調べるやり方の二つで調べたところ、この2ひきは、今まで知られているどのエビともちがっていました。そこでアクアマリンふくしまは、千葉県立中央はく物館のこまい ともゆき はかせといっしょに研究を進め、新しい生き物のなかまだと分かったのです。
根室の深い海で20年間つづけてきた調べが、今回の真っ赤なエビの発見につながりました。