2026年9月12日(土)のこどもニュースNews for Saturday, September 12, 2026

北海道ほっかいどうの火山かざん・十勝とかちだけ ふん火かけいかいレベルが3に上あがる

北海道の火山・十勝だけ ふん火けいかいレベルが3に上がる
十勝岳 出典: 気象庁ホームページ

北海道ほっかいどうにある火山かざんの「十勝岳とかちだけ」で、ふん火かけいかいレベルが2から3に上あがりました。レベル3は「入山規制にゅうざんきせい」といって、山やまに入はいってはいけないという意味いみです。気象庁きしょうちょうが、2026年ねん9月がつ12日にち午前ごぜん9時じ30分ぷんに発表はっぴょうしました。「気象庁きしょうちょう」は、天気てんきや地じしん、火山かざんのようすを調しらべて、みんなに発表はっぴょうする国くにの役所やくしょです。「噴火警戒ふんかけいかいレベル」は、火山かざんがどれくらいあぶないかを、1から5の数字すうじで表あらわしたものです。

北海道の火山・十勝だけ ふん火けいかいレベルが3に上がる
十勝岳 出典: 気象庁ホームページ

レベルが上あがった理由りゆうは、十勝とかちだけの中なかがあつくなったようすがつづいているからです。さらに、8月がつ17日にちからは、山やまの近ちかくで大おおきくゆれる火山かざんの地じしんがふえています。そのため、気きしょうちょうは「噴火警報ふんかけいほう」を出だして、レベルを2から3に上あげました。噴火警報ふんかけいほうは、火山かざんがふん火かするおそれがあるときに出だされる、注意ちゅういをよびかけるものです。

火口かこうからおよそ3キロメートルの中なかでは、ふん火かのときにまっすぐとんでくる大おおきな「噴石ふんせき」に気きをつけなくてはいけません。噴石ふんせきは、ふん火かのときに火口かこうからとび出だす石いしのことです。また、火口かこうから風かぜがふいてくる方向ほうこう(風下かざしも)では、「火山灰かざんばい」や小ちいさなふん石せきが、風かぜに流ながされて遠とおくまでふってくるおそれがあります。火山灰かざんばいは、ふん火かのときに出でる、細こまかいすなのようなものです。

気きしょうちょうは、地元じもとの市しや町まちなどの言いうことにしたがって、あぶない場所ばしょには入はいらないようによびかけています。風下かざしもにいる人ひとは、火山かざんばいや小ちいさなふん石せきにも注意ちゅういがひつようです。

北海道ほっかいどうの深ふかい海うみに 真まっ赤かな新あたらしいエビ「ホムライバラモエビ」が見みつかる

北海道の深い海に 真っ赤な新しいエビ「ホムライバラモエビ」が見つかる
イバラモエビと Cinetorhynchus rigens 出典: Emőke Dénes (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

北海道ほっかいどうの東ひがしには、根室海峡ねむろかいきょうという海うみがあります。「海峡かいきょう」とは、りくとりくにはさまれた、せまい海うみのことです。アクアマリンふくしまは、この海うみの深ふかいところにどんな生いき物ものがいるのかを、20年間ねんかんにわたって調しらべつづけてきました。

北海道の深い海に 真っ赤な新しいエビ「ホムライバラモエビ」が見つかる
イバラモエビと Cinetorhynchus rigens 出典: Emőke Dénes (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

調しらべるときには、地元じもとで魚さかなをとる仕事しごとをしている人ひとたちに手てつだってもらいます。エビをとる仕事しごとで使つかうかごや、あみを海うみにしずめて、深ふかい海うみの生いき物ものを集あつめるのです。これまでにも、この海うみからは、めずらしい「十脚甲殻類じっきゃくこうかくるい」がたくさん見みつかっています。十脚甲殻類じっきゃくこうかくるいとは、エビやカニのなかまのことです。

その根室ねむろの海うみから、今回こんかい、真まっ赤かなエビが見みつかりました。アクアマリンふくしまは、このエビに「ホムライバラモエビ」という名前なまえをつけ、「新種しんしゅ」として発表はっぴょうしました。新種しんしゅとは、今いままで世界せかいで知しられていなかった、新あたらしい生いき物もののなかまのことです。ホムライバラモエビは、イバラモエビのなかまです。

見みつかったのは、2019年ねんと2022年ねんにとれたエビの中なかにいた、2ひきでした。体からだの形かたちをくわしく調しらべるやり方かたと、親おやから子こへうけつがれる体からだのじょうほうを調しらべるやり方かたの二ふたつで調しらべたところ、この2ひきは、今いままで知しられているどのエビともちがっていました。そこでアクアマリンふくしまは、千葉県立中央ちばけんりつちゅうおうはく物館ぶつかんのこまい ともゆき はかせといっしょに研究けんきゅうを進すすめ、新あたらしい生いき物もののなかまだと分わかったのです。

根室ねむろの深ふかい海うみで20年間ねんかんつづけてきた調しらべが、今回こんかいの真まっ赤かなエビの発見はっけんにつながりました。