北海道ほっかいどうの深ふかい海うみから真まっ赤かな新種しんひんしゅのエビ ホムライバラモエビ

北海道の深い海から真っ赤な新種のエビ ホムライバラモエビ
イバラモエビと Cinetorhynchus rigens 出典: Emőke Dénes (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

アクアマリンふくしまは、北海道ほっかいどうの深ふかい海うみで採集さいしゅうされたエビが新種しんしゅであることを公表こうひょうしました。新あたらしいエビの名前なまえは「ホムライバラモエビ」で、真まっ赤かな体からだをしたイバラモエビ属ぞくのエビです。「属ぞく」とは、生いき物ものの中なかでとくに近ちかい仲間なかまをまとめたグループのことです。

北海道の深い海から真っ赤な新種のエビ ホムライバラモエビ
イバラモエビと Cinetorhynchus rigens 出典: Emőke Dénes (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

このエビは、2019年ねんと2022年ねんに、北海道東部ほっかいどうとうぶの「根室海峡ねむろかいきょう」で採集さいしゅうされました。海峡かいきょうとは、陸りくと陸りくにはさまれたせまい海うみのことです。アクアマリンふくしまは、地元じもとの漁業関係者ぎょぎょうかんけいしゃの協力きょうりょくを得えて、この海うみで過去かこ20年間ねんかんにわたり深海採集調査しんかいさいしゅうちょうさを続つづけてきました。調査ちょうさには、漁りょうで使つかわれるエビ用ようのかごや、さしあみを使つかっています。

採集さいしゅうした個体こたいの中なかに、体からだの形かたちや遺伝子いでんしを調しらべても、これまでに知しられているどの種しゅとも同おなじではないイバラモエビ属ぞくの標本ひょうほんが2個体こたいありました。「標本ひょうほん」とは、研究けんきゅうのために保存ほぞんされた生いき物ものの体からだのことです。アクアマリンふくしまは、千ち葉ば県けん立りつ中ちゅう央おう博はく物ぶつ館かんのこまいともゆき博士はかせと共同研究きょうどうけんきゅうを進すすめ、その結果けっか、このエビを新種しんしゅとして公表こうひょうしました。

根室海ねむろかいきょうでの深海採集調査しんかいさいしゅうちょうさでは、これまでにも多おおくの興味深きょうみぶかいエビやカニの仲間なかまが見みつかっています。