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北海道にある火山、十勝だけで、ふん火したときに大きな石が飛んでくるおそれが高まっているとして、気象庁は9月12日午前9時30分、ふん火警報を発表し、「噴火警戒レベル」を2から3に引き上げました。火口からおよそ3キロメートルの中には、地元の市や町などの指示にしたがって、立ち入らないことが求められています。

気象庁によると、十勝だけでは、山の中の熱の活動が高まった状態が続いています。さらに8月17日以降、山のすぐ近くで起きる、ゆれの大きな火山性地しんが増えています。火山性地しんとは、火山の活動によって起きる地しんのことです。
このため、火口からおよそ3キロメートルの中では、ふん火が起きたときに、大きなふん石が空中に高くほうり出されて飛んでくることに警かいが必要です。ふん石とは、ふん火のときに火口からふき飛ばされる岩や石のことです。また、風下側では、火山灰や小さなふん石が風に流されて、遠くまで降ってくるおそれがあります。風下とは、風がふいていく先の方向のことです。
噴火警戒レベルは、火山の活動がどれくらい危険かを数字で表したもので、気象庁が火山ごとに発表しています。数字が大きいほど危険が大きく、レベル2は「火口周辺規制」、レベル3は「入山規制」といいます。レベル3の入山規制は、火口の近くだけでなく、山に入ること自体が制限されることを表します。
気象庁は、地元の市や町などの指示にしたがい、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。問い合わせ先は気象庁で、電話番号は03-3434-9119です。