2026年9月23日(水・秋分の日)のこどもニュースNews for Wednesday, September 23, 2026 (Autumnal Equinox Day)

まんがの中なかの「見みえなくなる技術ぎじゅつ」を本物ほんものに 東京大学とうきょうだいがくのいなみ教授きょうじゅが語かたる

まんがの中の「見えなくなる技術」を本物に 東京大学のいなみ教授が語る
東京大学 出典: Richard, enjoy my life! (CC BY-SA 2.0 / Flickr)

東京大学とうきょうだいがくのいなみまさひこ教授きょうじゅは、長ながい間あいだ、立体映像りったいえいぞうや、現実げんじつの景色けしきに映像えいぞうを重かさねて見みせる「拡張現実かくちょうげんじつ」の研究けんきゅうを続つづけてきました。拡張現実かくちょうげんじつとは、目めの前まえの本物ほんものの景色けしきにコンピューターの映像えいぞうを重かさねて、現実げんじつを広ひろげて見みせる技術ぎじゅつです。

まんがの中の「見えなくなる技術」を本物に 東京大学のいなみ教授が語る
東京大学 出典: Richard, enjoy my life! (CC BY-SA 2.0 / Flickr)

ある日ひ、いなみ教授きょうじゅは「人ひとの後うしろにある景色けしきを、その人ひとの体からだの上うえに立体的りったいてきに映うつし出だせば、体からだがとう明めいに見みえるはずだ」と気付きづきました。そのとき頭あたまにうかんだのが、SFまんが「攻殻機動隊こうかくきどうたい」に登場とうじょうする「熱光学迷彩ねつこうがくめいさい」でした。熱光学迷彩ねつこうがくめいさいは、この作品さくひんの中なかで、体からだをまわりの景色けしきにとけこませて見みえなくする空想くうそうの装置そうちです。いなみ教授きょうじゅは、自分じぶんが思おもいついたことは、まさにその装置そうちと同おなじだと気付きづいたと話はなしています。

この気付きづきから、いなみ教授きょうじゅは、背景はいけいの映像えいぞうを体からだの上うえに映うつして姿すがたを見みえにくくする「光学迷彩こうがくめいさい」の技術ぎじゅつを実現じつげんしました。

「迷彩めいさい」という言葉ことばは、まわりの景色けしきに合あわせた色いろや模様もようで姿すがたを目立めだたなくすることを表あらわします。いなみ教授きょうじゅは、この言葉ことばが「背景はいけいと色いろを合あわせる」という発想はっそうにつながったと説明せつめいしています。

いなみ教授きょうじゅは、2021年ねん4月がつ9日ここのかに行おこなわれた対談たいだんの中なかで、こうしたいきさつを本人ほんにんの言葉ことばで語かたりました。さらに、テクノロジーの力ちからで人ひとの身体能力しんたいのうりょくを広ひろげる「自在化身体じざいかしんたい」という考かんがえ方かたを提唱ていしょうしていることも説明せつめいしました。自在化身体じざいかしんたいとは、テクノロジーを使つかって、人ひとの体からだでできることを思おもいのままに広ひろげていこうという考かんがえ方かたです。

いなみ教授きょうじゅは、1999年ねん3月がつに東とう京きょう大だい学がく大だい学がく院いん工こう学がく系けい研けん究きゅう科かの博士後期課程はくしこうきかていを終おえ、2001年ねん9月がつに東とう京きょう大だい学がく大だい学がく院いん情じょう報ほう理り工こう学がく系けい研けん究きゅう科かの助手じょしゅになりました。2015年ねん11月がつに同おなじ研究科けんきゅうかの教授きょうじゅとなり、2016年ねん4月がつからは、東京大学とうきょうだいがくの「先せん端たん科か学がく技ぎ術じゅつ研けん究きゅうセンター」の教授きょうじゅも務つとめています。このセンターは、新あたらしい科学技術かがくぎじゅつを研究けんきゅうする東京大学とうきょうだいがくの組織そしきです。

まんがにえがかれた空想くうそうの技術ぎじゅつが、研究けんきゅうの積つみ重かさねと一ひとつの気付きづきによって、現実げんじつのものになりました。

シルバーウィークの「のぞみ」号ごうは全席指定席ぜんせきしていせきに JR東海とうかいが予約よやくのようすを発表はっぴょう

シルバーウィークの「のぞみ」号は全席指定席に JR東海が予約のようすを発表
特急ひだ 出典: 円周率3パーセント (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

今年ことしのシルバーウィークに東海道新幹線とうかいどうしんかんせんの「のぞみ」号ごうに乗のるなら、指定席していせきの予約よやくが必要ひつようです。JR東海とうかい(東とう海かい旅りょ客かく鉄てつ道どう株かぶ式しき会がい社しゃ)は9月がつ4日よっか、9月がつ18日にち(金きん)から9月がつ23日にち(水すい・祝しゅく)までの期間きかん、東海道とうかいどう・山陽新幹線さんようしんかんせんの「のぞみ」号ごうを全席指定席ぜんせきしていせきで運行うんこうすると案内あんないしました。「シルバーウィーク」とは、9月がつにある連休れんきゅうのことです。名古屋なごやを発着はっちゃくする在来線ざいらいせんの特急とっきゅう「ひだ」号ごう、「しなの」号ごう、「南紀なんき」号ごうも、同おなじ期間きかんは全席指定席ぜんせきしていせきで運行うんこうします。「全席指定席ぜんせきしていせき」とは、列車れっしゃのすべての座席ざせきが指定席していせきになり、自由席じゆうせきが一ひとつもないという意味いみです。

シルバーウィークの「のぞみ」号は全席指定席に JR東海が予約のようすを発表
特急ひだ 出典: 円周率3パーセント (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

自由席特急券じゆうせきとっきゅうけんなどを持もっている人ひとも「のぞみ」号ごうに乗のることはできますが、乗のれるのはふつうの車両しゃりょうのデッキなどに限かぎられます。「デッキ」は、車両しゃりょうの出入口でいりぐちの近ちかくにある、座席ざせきのないスペースのことです。つまり、自由席じゆうせきのきっぷでは座席ざせきにはすわれません。

JR東海とうかいは同おなじ日ひに、この期間きかんの指定席していせきの予約よやくのようすも発表はっぴょうしました。9月がつ3日みっかの時点じてんで、予約よやくされた席せきの数かずは、東海道新幹線とうかいどうしんかんせんが107万席まんせき、名古屋発着なごやはっちゃくの在来線特急ざいらいせんとっきゅうが4万席まんせきです。この期間きかんにJR東海とうかいが用意よういしている席せきは、新幹線しんかんせんが316万席まんせき、在来線特急ざいらいせんとっきゅうが17万席まんせきで、合あわせて333万席まんせきです。予約よやくされた席せきの数かずは前まえの年度ねんどと比くらべて、新幹線しんかんせんが171%、在来線特急ざいらいせんとっきゅうが168%で、どちらもおよそ1.7倍ばいに増ふえています。

新幹線しんかんせんの予約よやくがもっとも多おおい日ひは、下くだりが9月がつ19日にち(土ど)、上のぼりが9月がつ22日にち(火か)です。東京駅とうきょうえきから出発しゅっぱつする下くだりの列車れっしゃでは、9月がつ19日にちの午前ごぜんの「のぞみ」号ごうと「ひかり」号ごうに混雑こんざつが見みられます。そのほかの列車れっしゃは、一部いちぶをのぞいて、まだ席せきにゆとりがあります。

また、9月がつ19日にちから23日にちまでの間あいだ、東京とうきょうと新大阪しんおおさかの間あいだを運転うんてんする計けい46本ほんの「のぞみ」号ごうには、「お子こさま連づれ車両しゃりょう」が1両りょうずつ設定せっていされます。「お子こさま連づれ車両しゃりょう」は、子こどもといっしょに旅行りょこうする家族かぞくなどが利用りようしやすいように用意よういされた車両しゃりょうです。