学校がっこうで何なにをどれだけ学まなぶかを決きめる「学習指導要領がくしゅうしどうようりょう」 次つぎの案あんを国くにの会議かいぎが示しめす

学校で何をどれだけ学ぶかを決める「学習指導要領」 次の案を国の会議が示す
小学校の教室 出典: Douglas P. Perkins (CC BY / Wikimedia Commons)

小学校しょうがっこうの理科りかで電気でんきの回路かいろを習ならったり、6年生ねんせいで日本国憲法にほんこくけんぽうを学まなんだりするのは、どの学校がっこうでも同おなじです。それは「学習指導要領がくしゅうしどうようりょう」という、どの教科きょうかでどんな内容ないようを教おしえるかを国くにが定さだめた決きまりがあるからです。教科書きょうかしょも、この決きまりにそって作つくられています。その学習指導要領がくしゅうしどうようりょうを次つぎにどう変かえるかをまとめた案あんが、国くにの会議かいぎで示しめされました。

学校で何をどれだけ学ぶかを決める「学習指導要領」 次の案を国の会議が示す
小学校の教室 出典: Douglas P. Perkins (CC BY / Wikimedia Commons)

2026年ねん9月がつ25日にち、文部科学省もんぶかがくしょうの「中央教育審議会ちゅうおうきょういくしんぎかい」で、次つぎの学習指導要領がくしゅうしどうようりょうに向むけた「審議しんぎまとめ(案あん)」が示しめされました。中央教育審議会ちゅうおうきょういくしんぎかいとは、教育きょういくのあり方かたについて専門家せんもんかが話はなし合あい、文部科学省もんぶかがくしょうに意見いけんを伝つたえる会議かいぎです。この日ひはその中なかの、教育課程きょういくかていについて話はなし合あう特別部会とくべつぶかいの18回目かいめの集あつまりでした。審議しんぎまとめ(案あん)とは、これまでの話はなし合あいの内容ないようを整理せいりした文書ぶんしょの下書したがきのことです。まだ「案あん」なので、決きまったものではありません。

この案あんは、資料しりょう1として4つに分わけられたPDFで示しめされ、第だい1部ぶと第だい2部ぶだけで約やく400ページあります。第だい3部ぶの資料編しりょうへんも入いれると、さらに多おおくなります。

目次もくじを見みると、第だい4章しょうには「調ちょう整せい授じゅ業ぎょう時じ数すう制せい度ど」を新あたらしくつくることが書かかれています。これは、名前なまえのとおり、授業じゅぎょうの時間数じかんすうを調整ちょうせいできる仕組しくみです。第だい7章しょうには「情報活用能力じょうほうかつようのうりょく」を大おおきく高たかめ、質しつの高たかい探究的たんきゅうてきな学まなびを実現じつげんすることが書かかれています。情報活用能力じょうほうかつようのうりょくとは、コンピューターやインターネットなどを使つかって情報じょうほうを集あつめ、整理せいりし、伝つたえる力ちからのことです。探究的たんきゅうてきな学まなびとは、自分じぶんで問といを立たてて調しらべていく学まなびのことです。そして第だい8章しょうには、調ちょう整せい授じゅ業ぎょう時じ数すう制せい度どをつくることや情報活用能力じょうほうかつようのうりょくを高たかめることにともなう「標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすう」のあり方かたが書かかれています。標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすうとは、それぞれの教科きょうかを1年間ねんかんに何時間授業なんじかんじゅぎょうするかを国くにが決きめた目安めやすです。

第だい2部ぶには、教科きょうかごとにどう改善かいぜんするかが書かかれていて、「情報じょうほう・技術ぎじゅつ、情報じょうほう」や「総合的そうごうてきな探究たんきゅうの時間じかん」についての内容ないようもあります。

この日ひの部会ぶかいでは、情報教育じょうほうきょういくを広ひろげることと、標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすうを見直みなおすことについて話はなし合あわれました。約やく400ページのまとめは、今いまはまだ案あんの段階だんかいです。