2026年9月25日(金)のこどもニュースNews for Friday, September 25, 2026

アメリカの西海岸にしかいがんで史上初しじょうはじめてウミガメが産卵さんらん ハンティントン・ビーチなどで2ひき見みつかる

アメリカの西海岸で史上初めてウミガメが産卵 ハンティントン・ビーチなどで2ひき見つかる
ヒメウミガメ 出典: Thierry Caro (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

アメリカの西海岸にしかいがんの海岸かいがんで、ウミガメが卵たまごをうんでいるのが見みつかりました。アメリカの海洋大気局かいようたいききょく(NOAA)は、これを「米国西海岸べいこくにしかいがんで、どの種しゅのウミガメについても史上初しじょうはじめての自然しぜんな産卵さんらんの記録きろく」だと発表はっぴょうしました。アメリカの西海岸にしかいがんで、ウミガメが自然しぜんに卵たまごをうんだ記録きろくは、これまで一度いちどもなかったのです。

アメリカの西海岸で史上初めてウミガメが産卵 ハンティントン・ビーチなどで2ひき見つかる
ヒメウミガメ 出典: Thierry Caro (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

きっかけは、けがをしたウミガメがいるという通報つうほうでした。2026年ねん9月がつ16日にち、ハンティントン・ビーチ市消防局ししょうぼうきょくの海上安全隊かいじょうあんぜんたい(ライフガード)は、サーフサイド付近ふきんでウミガメが負傷ふしょうしているという通報つうほうを受うけました。ところが、そのウミガメはけがをしていたのではなく、産卵さんらんの最中さいちゅうだったのです。「産卵さんらん」とは、卵たまごをうむことです。

3日みっか後ごの9月がつ19日にちには、ハンティントン・ビーチ・ピアの近ちかくでも、別べつの1ぴきが卵たまごをうんでいるのが見みつかりました。ピアは、海うみにつき出だした長ながい橋はしのようなものです。

見みつかったのはヒメウミガメ(オリーブリドリー)です。ヒメウミガメはウミガメの中なかで最もっとも小型こがたの種しゅで、体重たいじゅうは最大さいだいでも100ポンド(約やく45キログラム)、体長たいちょうは2.5〜3フィート(約やく76〜91センチメートル)です。太平洋たいへいようでヒメウミガメが卵たまごをうむ主おもな場所ばしょは、メキシコ、中米ちゅうべい、パナマにかぎられていました。アメリカ国内こくないでの産卵さんらんは、今回こんかいが初はじめてです。

この発表はっぴょうには、ハンティントン・ビーチ市しのほか、シールビーチのライフガード、NOAA、アメリカ魚類野生生物局ぎょるいやせいせいぶつきょくも関かかわっています。

けがをしたウミガメを見みつけたときのために、ストランディングホットラインの電話番号でんわばんごう(562-506-4315)も案内あんないされています。「ストランディング」とは、ウミガメなどの海うみの生いき物ものが海岸かいがんに打うち上あげられたり、弱よわって動うごけなくなったりすることです。

2か所しょの産卵地さんらんちは、どちらもずっと残のこる保護区画ほごくかくで囲かこわれ、標識ひょうしきも立たてられました。「保護区画ほごくかく」とは、生いき物ものや自然しぜんを守まもるために特別とくべつに区切くぎった場所ばしょのことです。ウミガメの卵たまごがかえるまでの期間きかんはふつう45〜60日間にちかんで、モニタリングチームが観察かんさつを続つづけています。「モニタリング」とは、様子ようすを続つづけて見守みまもり、記録きろくすることです。

学校がっこうで何なにをどれだけ学まなぶかを決きめる「学習指導要領がくしゅうしどうようりょう」 次つぎの案あんを国くにの会議かいぎが示しめす

学校で何をどれだけ学ぶかを決める「学習指導要領」 次の案を国の会議が示す
小学校の教室 出典: Douglas P. Perkins (CC BY / Wikimedia Commons)

小学校しょうがっこうの理科りかで電気でんきの回路かいろを習ならったり、6年生ねんせいで日本国憲法にほんこくけんぽうを学まなんだりするのは、どの学校がっこうでも同おなじです。それは「学習指導要領がくしゅうしどうようりょう」という、どの教科きょうかでどんな内容ないようを教おしえるかを国くにが定さだめた決きまりがあるからです。教科書きょうかしょも、この決きまりにそって作つくられています。その学習指導要領がくしゅうしどうようりょうを次つぎにどう変かえるかをまとめた案あんが、国くにの会議かいぎで示しめされました。

学校で何をどれだけ学ぶかを決める「学習指導要領」 次の案を国の会議が示す
小学校の教室 出典: Douglas P. Perkins (CC BY / Wikimedia Commons)

2026年ねん9月がつ25日にち、文部科学省もんぶかがくしょうの「中央教育審議会ちゅうおうきょういくしんぎかい」で、次つぎの学習指導要領がくしゅうしどうようりょうに向むけた「審議しんぎまとめ(案あん)」が示しめされました。中央教育審議会ちゅうおうきょういくしんぎかいとは、教育きょういくのあり方かたについて専門家せんもんかが話はなし合あい、文部科学省もんぶかがくしょうに意見いけんを伝つたえる会議かいぎです。この日ひはその中なかの、教育課程きょういくかていについて話はなし合あう特別部会とくべつぶかいの18回目かいめの集あつまりでした。審議しんぎまとめ(案あん)とは、これまでの話はなし合あいの内容ないようを整理せいりした文書ぶんしょの下書したがきのことです。まだ「案あん」なので、決きまったものではありません。

この案あんは、資料しりょう1として4つに分わけられたPDFで示しめされ、第だい1部ぶと第だい2部ぶだけで約やく400ページあります。第だい3部ぶの資料編しりょうへんも入いれると、さらに多おおくなります。

目次もくじを見みると、第だい4章しょうには「調ちょう整せい授じゅ業ぎょう時じ数すう制せい度ど」を新あたらしくつくることが書かかれています。これは、名前なまえのとおり、授業じゅぎょうの時間数じかんすうを調整ちょうせいできる仕組しくみです。第だい7章しょうには「情報活用能力じょうほうかつようのうりょく」を大おおきく高たかめ、質しつの高たかい探究的たんきゅうてきな学まなびを実現じつげんすることが書かかれています。情報活用能力じょうほうかつようのうりょくとは、コンピューターやインターネットなどを使つかって情報じょうほうを集あつめ、整理せいりし、伝つたえる力ちからのことです。探究的たんきゅうてきな学まなびとは、自分じぶんで問といを立たてて調しらべていく学まなびのことです。そして第だい8章しょうには、調ちょう整せい授じゅ業ぎょう時じ数すう制せい度どをつくることや情報活用能力じょうほうかつようのうりょくを高たかめることにともなう「標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすう」のあり方かたが書かかれています。標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすうとは、それぞれの教科きょうかを1年間ねんかんに何時間授業なんじかんじゅぎょうするかを国くにが決きめた目安めやすです。

第だい2部ぶには、教科きょうかごとにどう改善かいぜんするかが書かかれていて、「情報じょうほう・技術ぎじゅつ、情報じょうほう」や「総合的そうごうてきな探究たんきゅうの時間じかん」についての内容ないようもあります。

この日ひの部会ぶかいでは、情報教育じょうほうきょういくを広ひろげることと、標準授業時数ひょうじゅんじゅぎょうじすうを見直みなおすことについて話はなし合あわれました。約やく400ページのまとめは、今いまはまだ案あんの段階だんかいです。