1光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人


スーパーの入り口に、飲み終わったペットボトルを入れる回収箱が置かれていることがあります。肉や魚などの食品を、トレーを使わずに売っている店もあります。自分の水とうである「マイボトル」を持ち歩いて使う人もいます。

これらは、ごみを減らす「リデュース」、物をくり返し使う「リユース」、資源として再び利用する「リサイクル」に当たる行動です。三つの英語の頭文字がどれもRなので、まとめて「3R行動」とよばれます。3R行動は、自然や地球にかかる負担である「環境負荷」を減らすことにつながります。しかし、自分の行動でどれくらい負担を減らせたのかは、目で見ることができません。
かん境省は、この効果を簡単に計算できる「3R行動見える化ツール」を新しい内容にして、公開しました。見えにくい効果を、数字で分かるようにするための道具です。
ツールは、表計算ソフトのエクセルで作られています。行動した回数や、回収した容器の重さなどを入力するだけで、かん境への負担をどれだけ減らせたかが自動で計算されます。
計算のもとになっているのは、これまでに行われた調査の結果などです。製品は、原材料を手に入れ、製造し、輸送し、最後に処分されます。この始まりから終わりまでの流れを「ライフサイクル」といいます。ツールでは、ライフサイクルの全体を対象にして、3R行動ごとの効果を数字で表しています。
かん境省は、ツールの使い道の例も挙げています。一つ目は、店がペットボトルなどを回収した効果を示して、店や消費者の取り組みを広く伝えることです。二つ目は、軽い容器を使った製品など、店や会社が自分たちで作って売る「プライベートブランド商品」を、よく売れるようにすることです。ほかにも、店や会社などの事業者が、かん境のために役立っていることを伝える、事業者と消費者がいっしょに取り組む、地域でかん境について学ぶ場で使う、といった例があります。
ツールは、かん境省のホームページにある特設サイトから、だれでも無料でダウンロードして利用できます。ツールのファイルのほかに、バージョン2.0の使い方を短くまとめた説明書と、くわしく書いた説明書も用意されています。かん境省は、多くの事業者や消費者に活用してほしいと考えています。