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兵庫県は、コウノトリをもう一度自然の中で生きられるようにする「野生復帰」の取り組みについて、これまでの歩みと、いま野外で生きているコウノトリの数を発表しました。

はじまりは、昭和46年(1971年)です。この年、日本で生まれ育ったコウノトリの群れは、野生ではいなくなってしまいました。ある生き物がその場所からすっかりいなくなることを「絶滅」といいます。日本のコウノトリは、野生では絶滅してしまったのです。
それから長い年月がたった2005年、野外で生きるコウノトリの数は、わずか6羽でした。この6羽には、よその土地から飛んできた野生のコウノトリもふくまれています。
その後、コウノトリの数は少しずつ増えていきました。兵庫県によると、ひなを産んで育てているコウノトリが動き回るはんいは、2キロメートルから10キロメートルほどだということです。
そして令和6年(2024年)7月末の時点で、野外のコウノトリは476羽になりました。2005年の6羽と比べると、およそ80倍にあたる数です。兵庫県は、この歩みと野外の数を、野生復帰の記録としてまとめています。