東京都 6月は「かのたいさく強化月間」 デング熱を広げないために
夏が近づくと、公園や家のまわりで「か」が飛び始めます。みなさんも、うでや足をさされてかゆい思いをしたことがあるはずです。「か」はかゆいだけではなく、人から人へ病気を運ぶこともあります。海外では、「か」にさされてうつる「デング熱」という病気で、高い熱が出てくるしむ人もいます。こうした「か」がうつす病気を広げないために、東京都が6月に向けて強化月間を行うと発表しました。
東京都は2026年5月、6月を「かの発生防止強化月間」にすると発表しました。「か」が一気にふえる時期に合わせて、東京都全体で対さくを強める取り組みです。取り組みの中身は次のとおりです。まず、東京都内の187駅以上で、ポスターをはり出します。YouTubeでは動画広告を流します。都営バス4台には、「か」の対さくを書いたラッピングをほどこして走らせます。6月10日には、だれでも参加できる公開講座を開きます。東京都内の25か所で、「か」がどれくらいいるかを決まった点で調べる「定点観測」を行います。さらに、もしデング熱などにかかった人が出たときには、東京都健康安全研究センターで検査を行います。
ここで出てきた「デング熱」は、「か」にさされてうつる病気です。急に高い熱が出たり、強い頭の痛みが出たりします。「定点観測」とは、いつも同じ場所で同じやり方で調べ続けて、数のへんかを正しく比べるやり方です。「か」は、外に置かれたバケツや、植木ばちの下の皿など、ほんの少しの水たまりがあれば卵を産みます。家のまわりの水たまりをなくすだけでも、「か」をふやさない大切な手だてになります。東京都の取り組みを知って、自分の家のまわりを見直してみると、病気から自分や家族を守る大切な力になります。