千葉市のバス3路線がなくなる? 運転手不足で届け出、千葉市は朝晩の便を求める

みなさんの中には、学校や習いごと、家族との買い物でバスを使う人も多いと思います。ところが今、日本の各地でバスの運転手が足りなくなり、バスの本数を減らしたり、路線そのものをやめたりする動きが広がっています。千葉市でも、地域の人たちの大切な足であるバスの路線をめぐって、大きな動きがありました。

バス会社の千葉シーサイドバス株式会社は、令和8年(2026年)3月31日、花島公園線、八千代台線、幕張駅南口線の3つの路線を2026年10月1日付ではいしすると、関東運輸局に届け出ました。理由は、運転手の不足と道路の状態です。このうち花島公園線は、花島公園から長作町を通って幕張駅までを結ぶ、幕張駅発着の路線です。
当初は10月1日にはいしする予定でしたが、その後、千葉シーサイドバス株式会社は、はいしの時期を3月末まで延長する考えを示しました。そして10月からは、運行時間を9時台から17時台までとする大きな減便をしたうえで、運行を続ける方針です。
これに対して千葉市は、朝と晩の便を確保することなどを、千葉シーサイドバス株式会社にくり返し求めてきました。また、地元の人たちに向けた説明会が、7月2日と7月11日の2回開かれました。これらの内容は、千葉市都市局都市部交通政策課が、2026年7月15日時点の情報としてまとめたものです。
ここで、むずかしい言葉を説明します。「廃止」とは、今まで続けてきたことをやめてしまうことで、今回はバスの路線をなくすことを指します。「届け出」とは、決まりにしたがって、国などの機関に書類を出して伝えることです。バスの路線をやめるときは、交通を担当する国の機関である関東運輸局に届け出ることになっています。「減便」とは、バスや電車などの本数を減らすことです。運行時間が9時台から17時台までになると、朝早くや夕方より後の時間にはバスがなくなってしまいます。バスが減ると、通学や通勤、病院や買い物に行くときに困る人がたくさん出ます。運転手不足は千葉市だけでなく日本全体の課題です。このニュースをきっかけに、自分の住む町のバスや電車がどのように守られているのか、そしてこれからも交通を続けていくには何が必要なのか、考えてみてください。