熊本県で最大しん度7の大きな地しん 気象庁が名前をつけて注意を呼びかけ

みなさんは理科の授業で、火山のふん火や地しんによって土地が変化し、災害が起きることがあると学びましたね。日本は世界の中でも地しんがとても多い国で、いつどこで大きなゆれが起きてもおかしくありません。令和8年(2026年)7月28日の夕方、九州の熊本県でとても大きな地しんが起き、気象庁がそのくわしい内容と今後の注意点を発表しました。

気象庁の発表によると、地しんが発生したのは7月28日16時27分ごろで、場所は熊本県熊本地方です。地しんの規模を表すマグニチュードは7.1(速報の段階の値で、あとで見直されることがあります)で、熊本県の宇城市と氷川町では最大のしん度7のゆれを観測しました。しん源の深さは約16キロメートルで、地下の岩ばんが横にずれ動く横ずれ断層型の地しんでした。しん源の近くには、布田川断層帯と日奈久断層帯という断層帯があります。また、この日の20時までに、しん度1以上のゆれを感じる地しんが61回起きています。気象庁はこの地しんに「令和8年熊本地震」という名前をつけ、今後1週間程度は、最大でしん度7程度の強い地しんが起きるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
ここで、ニュースに出てきた言葉を確認しましょう。「マグニチュード」は、地しんそのものの大きさ(規模)を表す数字です。「震度」は、それぞれの場所でどれくらい強くゆれたかを表すもので、0から7まであり、7が最大です。「震源」は、地しんが地下で始まった場所のことです。「断層」は、地下の岩ばんに大きな力が加わってずれてできた割れ目のことで、断層がいくつも連なっている場所を断層帯といいます。今回のような横ずれ断層型は、岩ばんが横向きにずれ動いて起こる地しんです。社会科で学んだように、災害への備えには、国や県などが行う公助、地域で助け合う共助、そして自分や家族で行う自助があります。家具を固定する、水や食料を備えておく、家族と集まる場所を話し合っておくなど、自分にできる備えを、この機会にもう一度見直してみましょう。