2026年8月12日(水)のこどもニュース
まちでニホンカモシカに出会ったら? せんだい市が「近づかず静かに見守って」と呼びかけ

みなさんは、山にすむ動物が学校や家の近くに現れたというニュースを聞いたことがありますか。宮城県のせんだい市では最近、市内のあちこちで「ニホンカモシカを見かけた」という報告が数多く寄せられています。そこでせんだい市(教育局文化財課)は2024年9月19日、市のホームページで、ニホンカモシカに出会ったときの注意点を市民に伝えました。

ニホンカモシカは、ウシの仲間(ウシ科)の草食動物で、日本にしかいない動物です。体の長さは約1メートルから1.5メートルで、頭には枝分かれしない2本の黒い角があります。むかし、人間にたくさんつかまえられて数が大きく減ってしまったため、1955年(昭和30年)に国の特別天然記念物に指定されました。せんだい市によると、ニホンカモシカが人にけがをさせることはほとんどありません。それでも出会ったときは、近づかないこと、にげ道をふさがないこと、大きな声を出すなどしておどろかせないことが大切だと、せんだい市は呼びかけています。また、けがをしているなど様子がおかしいニホンカモシカを見つけたときは、せんだい市教育局文化財課(電話 022-214-8892)に電話をしてほしいと案内しています。
ここで、難しい言葉を確認しましょう。「特別天然記念物」とは、動物や植物、地形などのうち、国が法律にもとづいて特に大切だと決め、こわしたりつかまえたりしないように守っているもののことです。山の近くにあるまちでは、これからも野生の動物と出会うことがあるかもしれません。もしニホンカモシカを見かけても、あわてず、さわがず、はなれた場所から静かに見守ることが、自分の安全を守ることと、大切な動物を守ることの両方につながります。人間と自然の生き物がこれからもいっしょにくらしていけるように、正しい行動を心がけたいですね。
夏の夜空に流れ星がいっぱい ペルセウス座流星群が13日に極大

夏休みの夜、空を見上げて流れ星をさがしたことはありますか。流れ星は、宇宙にあるとても小さなつぶが地球の空気に飛びこみ、燃えて光って見えるものです。毎年8月の中ごろには、流れ星がたくさん見られるペルセウス座流星群の季節がやってきます。ペルセウス座流星群は、1年の中でも特に多くの流れ星が見られる三大流星群の一つとして知られています。

国立天文台は、ペルセウス座流星群が2026年8月13日の11時ごろに、活動のピークである極大をむかえると発表しました。極大の時刻は日本では昼間にあたるため、その時間に直接観察することはできません。そこで国立天文台は、観察に合った時間帯を案内しています。見ごろは、12日の夜から13日の未明までと、13日の夜から14日の未明までの2夜です。流れ星は21時ごろから出はじめ、夜の12時をすぎて夜明けが近づくにつれて、数が増えていきます。最も多く見られるのは13日の夜明けごろで、東京では3時台です。空の暗い場所では、1時間あたり35個ほどの流れ星が期待できるということです。14日の未明も、1時間あたり30個ほど見られると予想されています。さらに、極大の8月13日はちょうど新月にあたるため、月明かりのえいきょうを全く受けない、とても良い条件です。観察のコツとして、国立天文台は、少なくとも15分ほどは観察を続けることと、流れ星は空全体に現れるため、広いはんいを見わたすことをすすめています。
ここで、むずかしい言葉をおさらいしましょう。「流星群」とは、毎年決まった時期に、空のある一点からたくさんの流れ星が飛び出すように見えるものです。今回はペルセウス座の方向から流れてくるように見えるため、この名前がついています。「極大」とは、流星群の活動が最も活発になるときのことです。また「新月」は、月が全く光って見えない日のことです。月の光にじゃまされないので、暗い空で流れ星を観察するには、またとない条件になります。夏休みの思い出づくりに、家族といっしょに安全で空の暗い場所へ出かけて、夜空をゆっくり見上げてみてはいかがでしょうか。流れ星が消えるまでの間に、願い事を言えるかどうか、ためしてみるのも楽しそうです。