2026年8月11日(火・山の日)のこどもニュースNews for Tuesday, August 11, 2026 (Mountain Day)

フランスで深刻しんこくな干かんばつ 国土こくどの約やく7割わりで水みずの利用りようが制限せいげんされる

フランスで深刻な干ばつ 国土の約7割で水の利用が制限される
蛇口 出典: ume-y (CC BY 2.0 / Flickr)

みなさんは、じゃ口ぐちをひねれば当あたり前まえのように水みずが出でてくる暮くらしをしています。しかし、雨あめが長ながい間あいだほとんど降ふらないと、川かわや地下水ちかすいの水みずがへり、飲のみ水みずや農業のうぎょうに使つかう水みずが足たりなくなってしまいます。今いま、ヨーロッパの国くにフランスでは、雨不足あめぶそくによる干かんばつがとても深刻しんこくになっていて、国くにをあげての対応たいおうが始はじまっています。

フランスで深刻な干ばつ 国土の約7割で水の利用が制限される
蛇口 出典: ume-y (CC BY 2.0 / Flickr)

フランスの「エコロジー移行いこう・生物多様性せいぶつたようせい・気き候こう自し然ぜん国こく際さい交こう渉しょう省しょう」という、自然しぜんや気候きこうの問題もんだいを担当たんとうする役所やくしょのモニク・バルビュ大臣だいじんは、2026年ねん8月がつ10日とおか、干かんばつについて話はなし合あう会合かいごうを開ひらくと発表はっぴょうしました。会合かいごうは8月がつ12日にちの午後ごご2時じから、ホテル・ド・ロクロールという場所ばしょで開ひらかれる予定よていです。この会合かいごうにモニク・バルビュ大臣だいじんは、水みずの様子ようすを予測よそくして見守みまもる専門家せんもんかの集あつまりである水文学予測すいもんがくよそくかんし委員会いいんかい(CASH)と、各地かくちの県庁けんちょうを招まねきます。

あわせてモニク・バルビュ大臣だいじんは、8月がつ9日ここのか時点じてんのフランス全国ぜんこくの水みずの様子ようすも明あきらかにしました。フランス本土ほんどのすべての県けんにあたる99県けんが、少すくなくとも「注意ちゅうい」レベルに指定していされています。そのうち67県けんは、最もっとも重おもい「危機きき」レベルで、これはフランス国内こくないの県けんの大多数だいたすうにあたります。さらに21県けんが、その次つぎに重おもい「強化警戒きょうかけいかい」レベルです。この結果けっか、フランスの国土こくどの約やく7割わりが、水みずの利用りようを制限せいげんされる対象たいしょうになっています。

8月がつ12日にちの会合かいごうでは、フランスの気象当局きしょうとうきょくであるメテオ・フランスと、地質ちしつ・鉱山研究所こうざんけんきゅうじょ(BRGM)がまとめた最新さいしんの調しらべをもとに、地下水ちかすいや川かわ、土つちの中なかの水分すいぶんの様子ようすのほか、干かんばつが動物どうぶつや植物しょくぶつにあたえるえいきょうについても話はなし合あわれる予定よていです。

ここで、難むずかしい言葉ことばをせつめいします。「干かんばつ」とは、雨あめが長ながい間あいだほとんど降ふらず、川かわや地下水ちかすいの水みずがへって、水みずが足たりなくなることです。「水利用制限みずりようせいげん」とは、水みずが足たりなくならないように、水みずの使つかい方かたに決きまりを設もうけて、使つかえる量りょうをへらす取とり組くみのことです。「水文学すいもんがく」とは、雨あめや川かわ、地下水ちかすいなど、水みずのめぐりを調しらべる学問がくもんのことです。

干かんばつは遠とおい国くにの出来事できごとのように思おもえるかもしれませんが、水みずが限かぎりある大切たいせつな資源しげんであることは、日本にほんでも同おなじです。日本にほんでも雨あめが少すくない年としには、川かわやダムの水みずがへって水不足みずぶそくになることがあります。ふだんから水みずを大切たいせつに使つかうことや、世界せかいの水みずの問題もんだいに関心かんしんを持もつことが、みなさんの未来みらいの暮くらしを守まもることにつながります。

ひめじ城じょうの入城料にゅうじょうりょうが新あたらしく 市民しみんは1,000円えん、市外しがいの人ひとは2,500円えんに

ひめじ城の入城料が新しく 市民は1,000円、市外の人は2,500円に
姫路城 出典: Photo by Guohua Song on Pexels

兵庫県ひょうごけんひめじ市しにあるひめじ城じょうは、白しろく美うつくしい天守てんしゅで知しられる、日本にほんを代表だいひょうするお城しろです。国内こくないだけでなく世界中せかいじゅうから、毎年まいとしたくさんの観光客かんこうきゃくがおとずれます。しかし、何百年なんびゃくねんも前まえに建たてられたお城しろを美うつくしいまま未来みらいに残のこすには、修理しゅうりや手入ていれに多おおくのお金かねがかかります。そこで、お城しろを管理かんりするひめじ市しは、料金りょうきんのしくみを見直みなおすことにしました。

ひめじ城の入城料が新しく 市民は1,000円、市外の人は2,500円に
姫路城 出典: Photo by Guohua Song on Pexels

ひめじ市しは令和れいわ8年ねん(2026年ねん)2月がつ9日ここのか、ひめじ城じょうと城じょうの周辺しゅうへんのしせつの入城料にゅうじょうりょうなどを改定かいていすると発表はっぴょうしました。令和れいわ8年ねん3月がつ1日ついたちからは、ひめじ市民しみんの料金りょうきんと、市外しがいに住すむ人ひとの料金りょうきんを分わける二重価格にじゅうかかくが取とり入いれられます。ひめじ城じょうの入城料にゅうじょうりょうは、市民しみんが1,000円えん、市民以外しみんいがいの人ひとが2,500円えんで、その差さは2.5倍ばいになります。また、ひめじ城じょうと、すぐ近ちかくにある庭園ていえんの好古園こうこえんの両方りょうほうに入はいれる共通券きょうつうけんは2,600円えんです。18さい未満みまんの人ひとは、市民しみんでも市外しがいの人ひとでも無料むりょうで入はいることができます。ひめじ市しによると、料金りょうきんの改定かいていで集あつまったお金かねは、特別史跡とくべつしせきであるひめじ城じょうのいじ管理かんりや運営うんえい、保存修理ほぞんしゅうりや整備せいび、そして歴史れきしを感かんじられる空間くうかんづくりに使つかわれるということです。

ニュースに出でてきた「二重価格にじゅうかかく」とは、同おなじ場所ばしょやサービスでも、住すんでいる地域ちいきなどによってちがう料金りょうきんを定さだめるしくみのことです。また「特別史跡とくべつしせき」とは、日本にほんの歴史れきしを知しるうえで特とくに価値かちが高たかいとして、国くにが法律ほうりつにもとづいて守まもると決きめた場所ばしょのことです。ひめじ城じょうのような大切たいせつな文化財ぶんかざいを未来みらいへ受うけついでいくには、たくさんのお金かねと人ひとの力ちからが必要ひつようです。みなさんの住すむ町まちにも、長ながい間守あいだまもられてきた文化財ぶんかざいがあるはずです。だれがどのようにお金かねを出だして守まもっていくのかを考かんがえることは、地域ちいきの宝たからを未来みらいへつなぐ第一歩だいいっぽになります。

H3ロケット9号機ごうき、打うち上あげ成功せいこう みちびき7号機ごうきを宇宙うちゅうへ

H3ロケット9号機、打ち上げ成功 みちびき7号機を宇宙へ
みちびき7号機 出典: qzss.go.jp

スマートフォンの地図ちずアプリやカーナビで、自分じぶんが今いまいる場所ばしょがすぐにわかるのは、宇宙うちゅうにある人工衛星じんこうえいせいのおかげです。人工衛星じんこうえいせいが出だす電波でんぱを受うけ取とることで、地球ちきゅうの上うえのどこにいるのかを測はかることができます。日本にほんは、みちびきという名前なまえの衛星えいせいを打うち上あげて、位置いちの情報じょうほうをより正確せいかくにする準天頂衛星じゅんてんちょうえいせいシステムというしくみを整ととのえてきました。今回こんかい、その新あたらしい仲間なかまが宇宙うちゅうへ飛とび立たちました。

H3ロケット9号機、打ち上げ成功 みちびき7号機を宇宙へ
みちびき7号機 出典: qzss.go.jp

国こく立りつ研けん究きゅう開かい発はつ法ほう人じん宇う宙ちゅう航こう空くう研けん究きゅう開かい発はつ機き構こう(JAXA)は、2026年ねん(令和れいわ8年ねん)8月がつ11日にちの朝早あさはやく、4時じ23分ぷん31秒びょう(日本標準時にほんひょうじゅんじ)に、鹿児島県かごしまけんにある種子島宇宙たねがしまうちゅうセンターからH3ロケット9号機ごうきを打うち上あげたと発表はっぴょうしました。ロケットには、準天頂衛星じゅんてんちょうえいせいシステムの衛星えいせいである、みちびき7号機ごうきが積つまれていました。H3ロケット9号機ごうきは計画けいかくどおりに飛行ひこうし、打うち上あげから約やく29分ふん4秒後びょうごに、みちびき7号機ごうきを正常せいじょうに切きりはなしました。そしてJAXAは、みちびき7号機ごうきが予定よていどおりの軌道きどうに入はいったことを確認かくにんしたと発表はっぴょうしました。

ここで、ニュースに出でてきた言葉ことばを説明せつめいします。「準天頂衛星じゅんてんちょうえいせいシステム」とは、日本にほんのほぼ真上まうえに近ちかい空そらを通とおるように回まわる衛星えいせいを使つかって、自分じぶんのいる位置いちを正確せいかくに測はかれるようにする日本にほんのしくみです。高たかいビルや山やまに囲かこまれて電波でんぱが届とどきにくい場所ばしょでも、真上まうえに近ちかいところにいる衛星えいせいからなら電波でんぱを受うけ取とりやすくなります。「軌道きどう」とは、衛星えいせいが宇宙うちゅうで地球ちきゅうの周まわりを回まわる、決きまった道みちのことです。

みちびきの衛星えいせいが増ふえると、カーナビや地図ちずアプリが使つかいやすくなるだけでなく、農業のうぎょうの機械きかいを自動じどうで動うごかしたり、災害さいがいのときに人ひとのいる場所ばしょを確たしかめたりすることにも役立やくだつと期待きたいされています。宇宙うちゅうの技術ぎじゅつは、遠とおい世界せかいの話はなしではなく、わたしたちの毎日まいにちの生活せいかつを支ささえているのです。