2026年8月25日(火)のこどもニュース
南太平洋の火山で大きなふん火 日本につなみが来るか調べています

2026年8月25日の夜、「気象庁」という、天気や火山、じしんなどを見守る国の役所が、大事な発表をしました。南太平洋にあるバヌアツという国のアンバエ火山で、大きな「噴火」が起きたため、日本に「津波」が来るかどうかを調べている、というものです。噴火とは、火山がけむりなどを空高くふき出すことです。津波は、海の水が大きく持ち上がり、岸におしよせる波のことです。

噴火が起きたのは、日本の時こくで8月25日の18時40分ごろです。けむりは、やく1万5000メートルの高さまで上がったとみられています。この大きな噴火で津波が起きて、日本までとどくかもしれないため、気象庁が調べを始めました。
もし津波が日本にとどく場合、いちばん早いところでは、東京の南にある、いずやおがさわらの島々に、25日の22時30分ごろにとどくと予想されました。津波の高さがどれくらいになるかは、まだ分かっていません。
遠くの火山の噴火で津波が起きることがあるのは、噴火のいきおいで空気が強くおされ、そのゆれが海の上をどんどん進んでいくからです。この空気のゆれは「気圧波」とよばれます。予想の時こくは、気圧波が1秒間に310メートルというとても速いスピードで進み、津波が起きたと考えた場合の、いちばん早い時こくです。
うちゅうから地球の様子を写す「ひまわり」というえい星の写真では、この空気のゆれによる、はっきりしたようすは見られていません。また、外国の海面の高さをはかる場所でも、25日の22時10分までは、海面が大きく上がり下がりするようすはありませんでした。気象庁は、ひきつづき日本に津波が来るかどうかを調べています。
クマよけスプレー、国がえらび方の目安をはじめて発表

きょ年度、東日本を中心に、クマが人のくらす場所の近くにたくさんあらわれました。クマにおそわれてけがをした人は、これまででいちばん多くなりました。そこで、クマに出会った時に、顔などに向けてふきつけて追いはらう「クマ撃退スプレー」を用意する人がふえています。

ところが、これまで日本には、このスプレーにどれくらいの力があればよいかを決めた国のルールがありませんでした。そのため、本当は人に向けて使うための、なみだが出るスプレーがクマ用のように売られたり、アメリカの役所にみとめられた本物のスプレーにそっくりな、にせ物が出回ったりしていました。
そこで2026年8月25日、国のかんきょうしょうは、しょうひしゃちょうと、こくみん生活センターといっしょに、クマ用スプレーの力の目安をはじめて作って発表しました。目安には、きき目のこさを表す「CRC濃度」が1.0から2.0パーセントくらいであり、その数字を細かくはっきり書くこと、7.5メートルくらい先までとどくこと、6秒くらいふき出しつづけられること、きりのようになって丸く広がってふき出されること、などが入っています。
さらに、手さぐりでも「安全装置」を外せて、ふき出す向きが分かる作りであることも大切だとしています。安全装置とは、まちがってふき出さないようにするための止め具のことです。かんたんには外れないのに、いざという時にはすばやく外せることがもとめられます。こしやむねにつけられる、せん用のケースがあることも、目安の一つです。
この3つのきかんは、国内で売られている12しゅるいほどのスプレーで、ふき出すテストも行いました。すると、スプレーによって力に大きなちがいがあることが分かりました。あわせて、スプレーのえらび方や使い方のポイントをまとめたしりょうも発表されました。スプレーを買う時は、この目安に合っているかどうかをたしかめることが大切になりそうです。
新学期の前に「不安や悩みがあったら話してみよう」 国がメッセージを発表

新学期が始まる前に、ふあんなことやなやみがある人は、ひとりでかかえこまないで、しんらいできる人に話してみてください。国が子どもやわかい人に、そうよびかけました。

学校や勉強のことを受け持つ国のリーダーである文部科学だいじんは、2026年8月17日、「不安や悩みがあったら話してみよう」というメッセージを発表しました。新学期を前にして、心配なことやなやみをかかえている子どもやわかい人がいるからです。メッセージでは、家の人や先生など、しんらいできる人に相談してほしいとつたえています。
身近に話せる人がいないときのために、相談できる場所もあんないされています。文字をうちこんでやり取りする「チャットボット」という、コンピューターと会話できる仕組みを国が用意しているほか、電話で相談できる「子供のSOSダイヤル」などの相談まど口もあります。
メッセージは、小学生向け、中学生や高校生向け、大学生などの学生向け、おうちの人や学校の先生たち向けの四つに分かれています。また今回は、文部科学だいじんのほかに、こどものことや、ひとりでなやむ人をたすける仕事などを受け持つ三人のだいじんもいっしょになって、「あなたの声を聞かせてください」というメッセージも出しました。これらのメッセージは、文部科学しょうのホームページで読むことができます。