夏のエアコン使用時間、世界12都市で東京が最長 1日平均14時間12分

世界の大都市の中で、夏にエアコンをいちばん長く使っているのは、どこの都市でしょうか。一年中暑いバンコクや、さばくに近いドバイを思いうかべる人が多いかもしれません。

この疑問に答える調査の結果を、エアコンをつくる会社のダイキン工業株式会社が2026年7月21日に発表しました。「第2回 ダイキン世界の空気感調査」という調査で、5月29日から6月5日にかけて、東京・上海・バンコク・デリー・ドバイ・イスタンブール・パリ・マドリード・ラゴス・サンパウロ・ニューヨーク・ヒューストンの世界12都市で行われました。エアコンを持っている20代から60代の人に各都市100名ずつ、合わせて1200人に、暑さの実感やエアコンの使い方をたずねています。
その結果、1年で最も暑い時期に自宅でエアコン(冷ぼう)を使う1日あたりの平均時間は、東京が14時間12分で、12都市の中で最も長いことが分かりました。2位はアメリカのヒューストンで14時間02分、3位はドバイで12時間56分、4位は中国の上海で11時間56分、5位はアメリカのニューヨークで11時間36分でした。東京では「24時間つけっぱなし」という人が29パーセントもいて、11時間以上使う人を合わせると63パーセントにのぼりました。
背景には、暑さそのものの変化があります。この調査では、世界12都市の86.5パーセントの人が「5年前より暑くなった」と答えましたが、東京では94パーセントの人がそう答え、世界の平均を上回りました。実際に、東京で1日の最高気温が35度以上になる日である「猛暑日」の数は、2018年から2020年の平均と比べて、2023年から2025年は約2倍に増えています。
一年中暑い都市やさばくの近くの都市よりも、四季のある東京のほうがエアコンを長く使っているという今回の結果は、日本の夏の暑さがそれだけ厳しくなっていることを示しています。