1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


8月20日の午後11時ごろ、東京都八王子市にある高お山で、ツキノワグマが出ました。場所は、高お山の1号路という登山道の近くの山の中です。夜の時間に、クマがいたことがわかりました。「ツキノワグマ」は、むねに白い月のような形のもようがあるクマです。

このことは、9月16日に東京都から八王子市に伝えられました。八王子市は同じ日に、登山する人に注意をよびかける発表を出しました。
八王子市には、クマが出たときにどうするかを決めた「ツキノワグマ対応マニュアル」があります。八王子市は、このマニュアルにもとづいて、今回のことを「危機レベル1」としました。レベル1のときは、「経過観察」といって、しばらくの間クマの様子を見守ることを行います。
今のところ、足あとなど、クマがいたというしるしは見つかっていません。
それでも八王子市が注意をよびかけたのは、これから高お山に来る人がふえると考えられるからです。秋には、「シルバーウィーク」という休みがつづく時期があります。また、木の葉が赤や黄色にかわる「紅葉」を見に、たくさんの人が高お山に来ます。
八王子市は、登山する人に、次の三つのことをたのんでいます。一つ目は、早朝や夕方、夜には山に入らないことです。二つ目は、一人で行動せず、すずやラジオで音を出しながら歩くことです。三つ目は、もしクマを見かけても、おどかしたりせず、しずかにクマからはなれることです。
八王子市は、これからもしばらくの間、クマの様子を見守っていきます。