1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


地しんのために止まっていた「九州新幹線」が、9月18日の金曜日から、また走ることになりました。九州新幹線は、九州を走るとても速い列車で、はかた駅とかごしま中央駅をむすんでいます。九州旅客鉄道(JR九州)が8月27日に発表しました。止まっていたのは、くまもと駅と新みなまた駅の間です。9月18日の始発列車から、ふたたび走らせる見通しです。「始発列車」とは、その日にいちばん早く出発する列車のことです。

この新かん線は、7月28日に起きた大きな地しんのあと、くまもと駅から新みなまた駅までの間で運行を取り止めていました。この地しんには「令和8年熊本地震」という名前がついています。
9月18日からは、はかた駅とくまもと駅の間は、これまでと同じダイヤで走ります。「ダイヤ」とは、列車が駅を出る時間や着く時間を決めた予定のことです。一方、くまもと駅とかごしま中央駅の間は、新八代駅の近くで速度を落として走ります。そのため、かごしま中央駅に向かう下りの列車は、着く時間が、いちばん長くて8分くらいおくれます。かごしま中央駅から出発する上りの列車は、出発する時間を、いちばん長くて9分くらい早めます。
また、かごしま中央駅と本州の方を、乗りかえなしで行き来する直通の列車は、地しんの前にくらべて、10本のうち9本くらいの本数で走ります。新かん線ではない、ふつうの鉄道の「在来線」も、地しんのために、かごしま本線のうと駅と八代駅の間で止まっています。JR九州は、この区間を10月の中ごろにふたたび走らせることを目指しています。

北海道教育大学くしろ校の研究者、川西りょう太さんは、せと内海の東がわ(あわじ島の近く、大さかわん、とく島の近くの海)でとれた魚を調べていました。シログチとシロギスという魚のおびれに、小さな生き物がくっついていたのです。

くわしく調べると、この生き物は、まだだれにも名前をつけられていない「新種」だと分かりました。新種とは、これまで知られていなかった、新しく見つかった生き物のしゅるいのことです。川西さんは、この生き物にNerocila domotoaeという学名をつけ、日本語の名前を「チヨコバン」としました。このことは、2026年9月4日に発表されました。研究をまとめた文章は、研究者の集まりである「日本動物分類学会」が出しているえい語の本、Species Diversityにのり、日本時間の9月3日にオンラインで公開されました。
チヨコバンは、魚にくっついて生きる「ウオノエ科」というなかまです。ウオノエ科は、エビやカニと同じ「甲殻類」の中でも、ダンゴムシに近い「等脚目」というグループに入ります。ウオノエ科は世界で380をこえるしゅるいが知られていて、46のグループに分けられています。日本だけでも、40しゅるいより多く見つかっています。
チヨコバンは、その中のウオノコバンのなかまです。すでに知られているウオノコバンとよくにていますが、おしりの近くにあるあしの内がわが、のこぎりの歯のようにギザギザになっていることと、せなかにうすい茶色の線が3本あることで見分けられます。
学名のうしろの部分domotoaeは、川西さんのおばあさんである、どう本千代子さんの名前からとりました。どう本さんは、大さかの海岸近くでとれるシログチにこの生き物がよくついていることを、川西さんに教えてくれた人です。日本語の名前のチヨコバンは、どう本さんの名前の「千代」と、ウオノコバンのなかまの名前についている「コバン」を組み合わせたものです。コバンは、昔のお金の「小判」という言葉からきています。
どう本さんは、生きているうちに、川西さんといっしょにこの生き物を集めに行くやくそくをしていました。しかし、そのやくそくはかなわないまま、どう本さんはなくなりました。そのおばあさんの名前が、新しく見つかった生き物の名前になりました。

東京都の中では、人がたくさん集まるにぎやかな町や、旅行の人が多く来る場所、川原などで、すてられてちらばっているごみがふえています。一部の場所では、社会問題にもなっています。その理由として、新がたコロナウイルスの病気が広がったことをきっかけに、人たちのくらし方がかわったことや、その土地のルールをよく知らない旅行の人がふえたことがあげられています。

2026年8月25日、東京都の小池百合子知事は、「東京都廃棄物審議会」という会に、都内の「散乱ごみ」、つまり道や川原などにすてられてちらばっているごみをへらす取り組みを、もっと強くするにはどうすればよいか、考えて答えを出してほしいとたのみました。この会は、ごみのことにくわしい人たちが集まって、東京都のごみの取り組みについて話し合う会です。
知事がこのような会に「考えて答えを出してください」とたのむことを「諮問」といいます。今回は、東京都のごみについてのきまりである「東京都廃棄物条例」にもとづいて行われました。小池百合子知事は、町をきれいにするために、ちらばったごみに対してどんな方向で取り組むか、そして、くわしい方法を実行するための社会のしくみをどう作るかを、2030年ごろを目安にして考えてほしいと、この会にたのんでいます。
東京都はこれまでも、区市町村にごみのへらし方について教えたり、お金の手助けをしたり、いっしょに話し合う会を開いたりしてきました。しかし、社会のようすが大きくかわったので、もう一度、取り組みを考えなおすことにしました。話し合いは、今年3月に新しくした「東京都資源循環・廃棄物処理計画」という、ごみをへらしたり、しげんとして使ったりするための東京都の計画の、長い目で見た方向をもとにして進められます。この会は、これから2030年ごろのことを思いえがきながら、話し合いを進めていきます。