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標高約1キロメートル。これは、火星を走る探査車キュリオシティーがたどり着いた高さで、探査車が火星で登った中でいちばん高い記録です。キュリオシティーは、高さ約5キロメートルあるシャープ山を2014年から登り続けてきました。

アメリカの宇宙機関NASAは10月6日、この山の中でキュリオシティーが写した火星の夜明けのパノラマ画像を公開しました。画像には、風にけずられてできた「ヤルダン」と呼ばれる地形が写っています。ヤルダンは、長い年月のあいだに風が砂や岩をけずってつくる地形で、シャープ山の北西の部分に約16キロメートルにわたって広がっています。
画像が写されたのは8月11日の火星の現地時間で、朝8時30分です。この日は、キュリオシティーのミッションが始まってから4982ソル目にあたります。「ソル」は火星の1日のことで、地球の1日より少し長くなっています。
キュリオシティーのカメラ「Mastcam」で写した6枚の画像をつなぎ合わせて、1枚のパノラマ画像にしました。火星の写真は、地球で見たときのような色に調整する「ホワイトバランス」という処理をすることがありますが、今回はその処理をせず、早朝の見た目をそのまま残しています。
キュリオシティーは、2027年中にヤルダンのふもとにたどり着くことを目指して、これからも山を登り続けます。