2026年10月5日(月)のこどもニュースNews for Monday, October 5, 2026

買かい物客ものきゃくがとつぜん災害さいがいの当事者とうじしゃに 演劇えんげきのような防災訓練ぼうさいくんれんを大阪おおさかで実験じっけん

買い物客がとつぜん災害の当事者に 演劇のような防災訓練を大阪で実験
没入型 防災訓練 出典: Photo by Quang Nguyen Vinh on Pexels

買かい物ものを楽たのしんでいる客きゃくの耳みみに、とつぜん「緊急速報音きんきゅうそくほうおん」が鳴なりひびきます。これは、大おおきな災害さいがいが起おきそうなときなどに、スマートフォンなどから流ながれる音おとです。この音おとを合図あいずに、買かい物客ものきゃくの役やくをしていた参加者さんかしゃは、災害さいがいに直接ちょくせつまきこまれた「当事者とうじしゃ」の役やくに変かわります。

買い物客がとつぜん災害の当事者に 演劇のような防災訓練を大阪で実験
没入型 防災訓練 出典: Photo by Quang Nguyen Vinh on Pexels

これは、大阪府おおさかふさかい市しにあるプレイング株式会社かぶしきがいしゃが考かんがえた、新あたらしい防災訓練ぼうさいくんれんの場面ばめんです。名前なまえは「防災ぼうさいエンタビ~ジブンゴト」といいます。プレイング株式会社かぶしきがいしゃは2026年ねん4月がつ30日にち、この訓練くんれんの「実証実験じっしょうじっけん」を、5月がつ20日はつかに大阪梅田おおさかうめだのグラングリーン大阪おおさかで行おこなうと発表はっぴょうしました。実証実験じっしょうじっけんとは、新あたらしい方法ほうほうがうまくいくかどうかを、実際じっさいにためして確たしかめることです。

この訓練くんれんには、演劇えんげきと「脱出だっしゅつゲーム」の要素ようそが取とり入いれられています。脱出だっしゅつゲームは、なぞをときながら、決きめられた場所ばしょから出でることを目指めざす遊あそびです。参加者さんかしゃがその世界せかいに入はいりこんだように感かんじながら体験たいけんする「没入型ぼつにゅうがた」の訓練くんれんになっています。

訓練くんれんの中なかでは、役やくを演えんじる演者えんじゃたちが、混乱こんらんした様子ようすでやり取とりをします。その中なかで参加者さんかしゃは、「スマートフォンを取とりにもどるか」「おなかに赤あかちゃんがいる人ひとや外国人旅行者がいこくじんりょこうしゃにどう対応たいおうするか」といった、正解せいかいのない判断はんだんをせまられます。参加者さんかしゃは見みているだけではありません。自分じぶんでセリフを言いい、公園こうえんから建物たてものの中なかへ実際じっさいに移動いどうします。

プレイング株式会社かぶしきがいしゃが目指めざしているのは、だれかに指示しじされて動うごく訓練くんれんから、自みずから判断はんだんして動うごく訓練くんれんへ変かえることです。

プレイング株式会社かぶしきがいしゃは今後こんご、自治体じちたいや商業しょうぎょうしせつ、教育機関きょういくきかんと協力きょうりょくして、この訓練くんれんを全国ぜんこくに広ひろげていく予定よていです。

光ひかりで脳のうの神経しんけいをあやつる研究けんきゅうにノーベル賞しょう アメリカとドイツの3人にん

光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人
カロリンスカ研究所 出典: Oscar Franzén (PD / Wikimedia Commons)

始はじまりは、クラミドモナスという小ちいさな生いき物ものでした。クラミドモナスは「単細胞藻類たんさいぼうそうるい」といって、体からだがたった一ひとつのさいぼうでできている生いき物もののなかまです。さいぼうとは、生いき物ものの体からだをつくっているとても小ちいさなつぶのことです。

光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人
カロリンスカ研究所 出典: Oscar Franzén (PD / Wikimedia Commons)

ドイツのフランクフルト大学だいがくのペーター・ヘーゲマン教授きょうじゅ(71さい)と、ドイツのビュルツブルク大学だいがくのゲオルク・ナーゲル教授きょうじゅ(73さい)は、このクラミドモナスから特別とくべつなタンパク質しつを発見はっけんしました。

その後ご、2007年ねんに、アメリカのスタンフォード大学だいがくのカール・ダイセロス教授きょうじゅ(54さい)が、生いきたマウスの脳のうで、青色あおいろの光ひかりを使つかって「神経細胞しんけいさいぼう」をあやつることに成功せいこうしました。神経細胞しんけいさいぼうは、脳のうや体からだの中なかで信号しんごうを伝つたえているさいぼうです。

こうしてつくり上あげられたのが「光遺伝学ひかりいでんがく」です。光遺伝学ひかりいでんがくは、光ひかりを使つかって神経しんけいのさいぼうのはたらきをあやつる研究けんきゅうの方法ほうほうです。

この方法ほうほうは、病気びょうきを治なおす研究けんきゅうにも使つかわれ始はじめています。「網膜色素変性症もうまくしきそへんせいしょう」という目めの病気びょうきで失明しつめいした人ひとの視力しりょくを回復かいふくさせるための「臨床試験りんしょうしけん」が、今進いますすんでいます。臨床試験りんしょうしけんとは、新あたらしい治なおし方かたを実際じっさいに人ひとでためして、効きき目めや安全あんぜんを確たしかめる試験しけんのことです。

また、うつ病びょう、アルツハイマー病びょう、パーキンソン病びょう、そして「統合失調症とうごうしっちょうしょう」という心こころや考かんがえがまとまりにくくなる病気びょうきについて、病気びょうきが起おこる仕組しくみを明あきらかにすることにも役立やくだつと期待きたいされています。

スウェーデンのカロリンスカ研究所けんきゅうじょは2026年ねん10月がつ5日いつか、2026年ねんのノーベル生理学せいりがく・医学賞いがくしょうを、光遺伝学ひかりいでんがくをつくり上あげたカール・ダイセロス教授きょうじゅ、ペーター・ヘーゲマン教授きょうじゅ、ゲオルク・ナーゲル教授きょうじゅの3人にんにおくると発表はっぴょうしました。JSTサイエンスポータルが速報そくほうで伝つたえました。

賞金しょうきんは1200万まんスウェーデン・クローナ(約やく1億おく9000万円まんえん)で、3人にんで等ひとしく分わけます。授賞式じゅしょうしきは12月がつ10日とおかです。

SNSの使つかいすぎを9つの質問しつもんで調しらべる「ソーシャルメディア障害しょうがいスケール」

SNSの使いすぎを9つの質問で調べる「ソーシャルメディア障害スケール」
ソーシャルメディア 出典: Photo by Sanket Mishra on Pexels

「ソーシャルメディア障害しょうがいスケール」という言葉ことばがあります。SNSの使つかい方かたについて自分じぶんで質問しつもんに答こたえ、その点数てんすうから自分じぶんの状態じょうたいをたしかめるための、ものさしのようなものです。英語えいごの頭文字かしらもじをとって、SMDSともよばれます。

SNSの使いすぎを9つの質問で調べる「ソーシャルメディア障害スケール」
ソーシャルメディア 出典: Photo by Sanket Mishra on Pexels

このスケールで調しらべるのは、「SNS依存いぞん」が疑うたがわれるかどうかです。SNS依存いぞんとは、SNSを使つかうことを自分じぶんの力ちからではやめにくくなり、生活せいかつにこまったことが起おきている状態じょうたいのことです。

国立病院機構こくりつびょういんきこう 久里くりはま医いりょうセンターは、このスケールの質問しつもんと、結果けっかを判定はんていするための基準きじゅんをのせています。

質問しつもんは全部ぜんぶで9つあります。過去かこ1年間ねんかんにソーシャルメディアを使つかった経験けいけんをふり返かえり、それぞれの質問しつもんに「はい」か「いいえ」で答こたえます。

9つのうち8つは、だれもが同おなじ質問しつもんに答こたえます。残のこりの1つは、年ねんれいによって内容ないようが変かわります。18さい未満みまんの人ひとは、親族しんぞくとぶつかったことがあるかどうかをたずねられます。18さい以上いじょうの人ひとは、パートナーや家族かぞく、友人ゆうじんとぶつかったことがあるかどうかをたずねられます。

点数てんすうの数かぞえ方かたは、「はい」が1点てん、「いいえ」が0点てんです。9つの質問しつもんの点数てんすうを合計ごうけいして、5点以上てんいじょうになると、SNSいぞんが疑うたがわれるとされています。