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自動車の運転をどこまで車にまかせられるかを表す言葉に、「レベル2++」があります。レベル2プラスプラスと読み、運転する人の操作をほぼ必要としない、高度な運転の手助けをする車のことです。

たとえば、車や人が多く行き来する複雑な道でも、車が自分で正確に走ることができます。ただし、運転する人が運転席にすわり、まわりの様子を見守り続ける必要はあります。すべてを車にまかせる自動運転とは、ここがちがいます。
このレベル2++の車を日本の会社がつくり、2027年度のうちに売り出す予定になっています。国土交通省が2027年度(令和9年度)の予算に関してまとめた資料では、日産がイギリスのWayve社の人工知能(AI)をつんだレベル2++の車を2027年度に売り出す予定であることが、例としてあげられています。
国土交通省の自動運転社会実現本部は、こうした国産のレベル2++車を本格的に広めるため、すぐれたレベル2++車を認める「優良L2++車の認定制度」をつくる方針を示しました。L2++は、レベル2++を短く書いたものです。
目的は、乗用車だけでなく、仕事に使う商用車もふくめたさまざまなレベル2++車の開発を進め、広めることを後おしすることです。あわせて、自動運転の車がどんなものかを多くの人に知ってもらい、安心して受け入れてもらえるようにすることもめざしています。
取り組みの方針としては、優良認定制度をつくることと、バスやタクシーなどの公共交通に早くから活用することの二つがあげられています。公共交通には、地域の人が自分の車で人を運ぶ「公共ライドシェア」もふくまれます。
国土交通省は、レベル2++車が将来の「レベル4車」につながると考えています。レベル4とは、決められた条件のもとで、運転する人がいなくても車がすべての運転を行う段階です。レベル2++車が広まることが、その先の自動運転社会への一歩になると位置づけられています。