1光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人


2026年10月9日の昼すぎ、中央アメリカにあるパナマの南部で、地面が大きくゆれました。現地時間の午後0時56分、日本時間では10日の午前2時56分のことです。

この地しんについて、アメリカで地しんなどを調べている役所の米国地質調査所(USGS)が情報を発表しました。地しんそのものの大きさを表す「マグニチュード」は7.7で、とても大きな地しんにあたります。
地しんが起きた場所は、パナマ南部のピタロサ・アリバという所から西南西に12キロメートルの地点です。地球上の位置を数字で表すと「北緯7.587度、西経80.769度」になります。地下で地しんが始まった場所である「震源」の深さは12.6キロメートルで、地面に近い浅い所でした。
USGSによると、この地しんは「左横ずれ断層型」でした。地下の岩のずれ目である断層が、上下ではなく横にずれ動いて起きた地しんで、断層をはさんだ向こう側が左へ動く形です。
USGSには、地しんによる損害の大きさを見積もる「PAGER」というしくみがあります。PAGERは、経済の損失と死者の数の両方について、4段階のうち最も重い赤色の警報を出しました。約460万人が、ゆれの強さを段階で表す目安で5から8にあたるゆれを経験したとみられています。ゆれの広がりを地図にした「ShakeMap」と、ゆれを感じた人からの報告を集める「DYFI」では、最も強い所のゆれは9とされています。
その後も余しんが続いていて、USGSが数えた余しんは51回にのぼります。USGSは、1週間以内にマグニチュード7以上の余しんが起きる確率を12パーセント、マグニチュード6以上の余しんが起きる確率を67パーセントと予測しています。

自動車の運転をどこまで車にまかせられるかを表す言葉に、「レベル2++」があります。レベル2プラスプラスと読み、運転する人の操作をほぼ必要としない、高度な運転の手助けをする車のことです。

たとえば、車や人が多く行き来する複雑な道でも、車が自分で正確に走ることができます。ただし、運転する人が運転席にすわり、まわりの様子を見守り続ける必要はあります。すべてを車にまかせる自動運転とは、ここがちがいます。
このレベル2++の車を日本の会社がつくり、2027年度のうちに売り出す予定になっています。国土交通省が2027年度(令和9年度)の予算に関してまとめた資料では、日産がイギリスのWayve社の人工知能(AI)をつんだレベル2++の車を2027年度に売り出す予定であることが、例としてあげられています。
国土交通省の自動運転社会実現本部は、こうした国産のレベル2++車を本格的に広めるため、すぐれたレベル2++車を認める「優良L2++車の認定制度」をつくる方針を示しました。L2++は、レベル2++を短く書いたものです。
目的は、乗用車だけでなく、仕事に使う商用車もふくめたさまざまなレベル2++車の開発を進め、広めることを後おしすることです。あわせて、自動運転の車がどんなものかを多くの人に知ってもらい、安心して受け入れてもらえるようにすることもめざしています。
取り組みの方針としては、優良認定制度をつくることと、バスやタクシーなどの公共交通に早くから活用することの二つがあげられています。公共交通には、地域の人が自分の車で人を運ぶ「公共ライドシェア」もふくまれます。
国土交通省は、レベル2++車が将来の「レベル4車」につながると考えています。レベル4とは、決められた条件のもとで、運転する人がいなくても車がすべての運転を行う段階です。レベル2++車が広まることが、その先の自動運転社会への一歩になると位置づけられています。

10月10日の午前、北海道のくしろ駅3番ホームで、一本の列車のための出発セレモニーが開かれます。10時35分ごろに始まり、11時6分に列車がホームをはなれるまで、見送りの時間が続きます。この列車は「くしろ湿原ノロッコ号」です。くしろ駅ととうろ駅の間を走ってきた列車で、この日の運転が本当に最後になります。

JR北海道くしろ支社は9月30日、この列車が10月9日と10日のラストランをもって、37年の歴史に幕を下ろすと発表しました。ラストランは2日間に分かれています。9日はノロッコ川湯温泉号として、くしろ駅と川湯温泉駅の間を1往復します。10日はくしろ湿原ノロッコ号として、くしろ駅ととうろ駅の間を1往復します。10日は、2号が11時6分にくしろ駅を出発し、折り返しの1号が13時5分にくしろ駅に着きます。
最後の2日間には、特別な取り組みも用意されています。乗った人には、ラストラン限定の「乗車証明書」が配られます。これは、その列車に乗ったことを証明するもので、はがきと同じ大きさです。列車の先頭の機関車と、4号車の最後部には、ラストラン用の「ヘッドマーク」が付けられます。ヘッドマークは、列車の先頭などに付ける、絵や文字の入った板のことです。沿線では、横断幕を広げて列車を出むかえたり、見送ったりします。席は全車指定席で、あらかじめ決められた席に座るしくみです。
くしろ湿原ノロッコ号は1989年に走り始めました。その年から37年間、くしろ駅ととうろ駅の間を往復してきました。
くしろ駅のコンコースには、10月1日から13日まで、列車へのメッセージを入れるBOXが置かれています。ラストランが終わったあとも、13日までは思い出や感謝の言葉を書いて入れることができます。

10月10日の午後5時30分、しょうぎの西山はくれいが、福間女流四かんに118手で勝ちました。「白玲」とは、女性のしょうぎのプロである女流きしが争うタイトルの一つで、このタイトルをもつ人も同じ名前で呼ばれます。この日の対局は、そのタイトルをかけたヒューリックはい第6期はくれい戦七番勝負の第5局でした。

七番勝負は、先に4勝したほうが勝ちになります。西山はくれいはこの第5局で4勝1敗とし、タイトルを守る「防衛」を決めました。はくれいのタイトルを取ったのは4期連続で、通算では5期目です。通算5期を取ったことで、西山はくれいは「クイーン白玲」という特別な呼び名を名乗る資格を手に入れました。さらに、「棋士」になる権利も得ました。きしとは、女流きしとは別のしくみで、しょうぎのプロとして戦う人のことです。
相手の福間女流四かんの「女流四冠」とは、女流のタイトルを同時に四つもっていることを表す呼び名です。西山はくれいがこれまでに取ったタイトルは、今回の分を合わせて通算23期になりました。この結果は、日本しょうぎ連盟のブログで発表されました。
対局のあと、西山はくれいは記者会見を開きました。きしになる権利を実際に使うかどうかについては、「すぐにはお答えできない」と述べました。今後どうするかは、まだ決まっていません。