気象庁 新しい「レベル4 大雨危険警報」が始まりました
みなさんは、大雨や台風のとき、テレビやスマートフォンで天気予報を見ることがありますか。日本は四季があり、つゆや台風で大雨がふることが多い国です。大雨がふると、川の水があふれたり、土地が水につかったりして、命にかかわる危険が起きることがあります。そのため気象庁は、いろいろな「気象情報」を出して、みんなに早めの行動をよびかけています。でも、「情報の種類が多すぎて、いつ、何をすればよいか分かりにくい」という声もありました。
気象庁(日本気象協会)は、2026年4月30日に防災気象情報を大きく作り直すことを発表し、2026年5月29日から新しいしくみを始めました。新しく作られたのが、レベル4の「危険警報」です。「大雨危険警報」と「高潮危険警報」の二つがあります。
日本では、危険の度合いを五段階で表す「けいかいレベル」が使われています。レベル4は『危険な場所からひなん(にげること)が必要な状きょう』を表します。新しい危険警報は、この「けいかいレベル」と、より強く結びつくように改善されました。
レベル4の大雨危険警報では、水につかるおそれのない場所など、ひなんがいらない場所をあらかじめ外し、発表する地域や河川をしぼりこんで、基準となる数を決めます。
また、レベル3の警報は、これまでとちがい、レベル4の危険警報の基準値に近づくと予想されるときだけ出されるように変わりました。
さらに、新しい名前には「レベル4 大雨危険警報」のように、レベルの数字が入るようになりました。これで、今どのくらい危険なのかが、名前を見るだけで分かりやすくなります。
「けいかいレベル」とは、大雨や台風の危険が、どれくらい高まっているかを1から5の数字で表したものです。数字が大きいほど危険で、レベル4は「危険な場所からすぐにげる」段階です。「危険警報」は、その中でも特に気をつける必要があることを知らせる、新しいお知らせです。
今回の気象庁の改善は、私たちが「いつにげればよいか」を早く、正しく決められるようにするためのものです。天気予報やけいかいレベルの数字に気をつけ、自分や家族の命を守る行動を、ふだんから考えておくことが大切です。