2026年9月13日(日)のこどもニュースNews for Sunday, September 13, 2026

大雨おおあめのときは先さきに通行止つうこうどめに くしろ市しのアンダーパスで新あたらしいルール

大雨のときは先に通行止めに くしろ市のアンダーパスで新しいルール
アンダーパス 出典: 国土交通省ウェブサイト

道路どうろや鉄道てつどうの下したをくぐるように、まわりより低ひくく作つくられた道みちを「アンダーパス」といいます。線路せんろや別べつの道路どうろと交差こうさするところで、信号しんごうを待またずに通とおりぬけられるように作つくられていて、北海道ほっかいどうくしろ市しの国道こくどう44号ごうにある、あさひアンダーパスもその一ひとつです。

大雨のときは先に通行止めに くしろ市のアンダーパスで新しいルール
アンダーパス 出典: 国土交通省ウェブサイト

アンダーパスは低ひくい場所ばしょにあるため、大雨おおあめが降ふると、まわりから流ながれてきた雨水あまみずがたまりやすいという弱点じゃくてんがあります。たまった水みずをくみ出だすはい水設備みずせつびがついていますが、設備せつびが正常せいじょうに動うごかなければ、道路どうろはあっという間まに水みずにつかってしまいます。道路どうろが水みずにつかることを「冠水かんすい」といいます。

令和れいわ8年ねん8月がつには、千葉ちばでごう雨あめがあり、アンダーパスがかん水すいして、人ひとがけがをしたり命いのちを落おとしたりする「人的被害じんてきひがい」が出でました。この出来事できごとを受うけて、国土交通省こくどこうつうしょうは、はい水設備みずせつびが正常せいじょうに動うごくことだけにたよるのではなく、いくつもの守まもりを重かさねる「多重防御たじゅうぼうぎょ」で安全あんぜんを確保かくほする方針ほうしんを示しめしました。停電ていでんや設備せつびの異常いじょうが起おきたときにも、自動的じどうてきに安全あんぜんな側がわへ切きりかわるようにする「フェールセーフ」という考かんがえ方かたも取とり入いれます。

この方針ほうしんにもとづいて、国こく土ど交こう通つう省しょう北ほっ海かい道どう開かい発はつ局きょくくしろ開発建設部かいはつけんせつぶは令和れいわ8年ねん9月がつ4日よっか、国道こくどう44号ごうくしろ市しあさひアンダーパスで、警察けいさつなどの関係機関かんけいきかんと協力きょうりょくし、大雨おおあめのときに予防的よぼうてきに道路どうろを通行止つうこうどめにする「事前通行規制じぜんつうこうきせい」を始はじめると発表はっぴょうしました。かん水すいしてから止とめるのではなく、かん水すいするおそれがある段階だんかいで、先さきに車くるまを通とおさないようにするしくみです。

通行止つうこうどめにする条件じょうけんは三みっつあります。一ひとつ目めは、レベル4の大雨危険警報おおあめきけんけいほうが発令はつれいされたときです。二ふたつ目めは、1時間じかんに降ふる雨あめの量りょうが40ミリメートルに達たっしたときで、これは予測よそくで達たっしそうな場合ばあいもふくみます。三みっつ目めは、道路管理者どうろかんりしゃか警察けいさつが、かん水すいする可能性かのうせいがあると判断はんだんしたときです。このうちどれか一ひとつにあてはまれば、通行止つうこうどめになります。

規制きせいの区間くかんは、くしろ市しあさひ町ちょうのあさひ町ちょう19交差点こうさてんから、くしろ市新ししんくしろ町ちょうの新しんくしろ町ちょう6交差点こうさてんまでです。

あわせて、かん水すいしたときに車くるまが入はいりこむのを防ふせぐ対策たいさくとして、通行止つうこうどめの看板かんばんやバリケード、カラーコーンなどをあらかじめ用意よういしておくことや、自動じどうで動うごいたり遠とおくから操作そうさしたりできる「遮断機しゃだんき」の設置せっちも検討けんとうしています。これは、道路どうろをふさいで車くるまの進入しんにゅうを止とめる装置そうちです。

AIが作つくった食たべ物ものの画像がぞうは「食たべたい気持きもち」が下さがる ドイツの研究けんきゅうチームが実物じつぶつの写真しゃしんとくらべる実験じっけん

AIが作った食べ物の画像は「食べたい気持ち」が下がる ドイツの研究チームが実物の写真とくらべる実験
ハンバーガー

ハンバーガー店てんの看板かんばんやスーパーのちらし、動画どうがサイトの広告こうこくには、湯気ゆげの立たつ料理りょうりやつやつやした果物くだものの写真しゃしんがならんでいます。そうした写真しゃしんを見みて「おいしそう」と感かんじ、つい食たべたくなることがあります。

AIが作った食べ物の画像は「食べたい気持ち」が下がる ドイツの研究チームが実物の写真とくらべる実験
ハンバーガー

食たべ物ものの写真しゃしんには、見みる人ひとに「食たべたい」と思おもわせる力ちからがあります。そのため、店みせや会社かいしゃは商品しょうひんを売うるときに写真しゃしんを大切たいせつにしてきました。そして今いまは、その写真しゃしんをカメラで写うつす代かわりに、AIに作つくらせることもできるようになっています。「AI生成画像せいせいがぞう」とは、人工知能じんこうちのうが文章ぶんしょうなどの指示しじをもとに、コンピューターの中なかで新あたらしく作つくり出だした画像がぞうのことです。

では、AIが作つくった食たべ物ものの画像がぞうを見みても、本物ほんものの写真しゃしんと同おなじように「食たべたい」と感かんじるのでしょうか。ドイツのデュースブルクエッセン大学だいがくとLVR大学病院だいがくびょういんエッセンのアレクサンダー・ディール氏しの研究けんきゅうチームが、この点てんを実験じっけんで調しらべ、2026年ねん8月がつ15日にちに科学誌かがくし「Scientific Reports」で発表はっぴょうしました。

実験じっけんには87人にんが参加さんかしました。参加者さんかしゃは、AIが作つくった食たべ物ものの画像がぞうと、実物じつぶつをカメラで写うつした写真しゃしんを組くみにした60組くみを、インターネット上じょうで見みて評価ひょうかしました。評価ひょうかしたのは、「リアルさ」(本物ほんものらしく見みえるか)、食たべたい気持きもち、「カロリー量りょう」(どれくらいエネルギーがありそうか)、「健康度けんこうど」(体からだによさそうか)の4つの点てんです。同おなじ参加者さんかしゃが両方りょうほうの画像がぞうを評価ひょうかする方法ほうほうにして、AIの画像がぞうと実物じつぶつの写真しゃしんを直接ちょくせつくらべられるようにしました。

その結果けっか、AIが作つくった画像がぞうは、実物じつぶつの写真しゃしんにくらべてリアルさの評価ひょうかが、たまたまとは言いえないほどはっきりと低ひくく、食たべたい気持きもちも下さがりました。一方いっぽうで、健康度けんこうどとカロリー量りょうの評価ひょうかは、AIの画像がぞうと実物じつぶつの写真しゃしんで差さがありませんでした。つまり、AIの画像がぞうは「本物ほんものっぽくない」と感かんじられて食欲しょくよくをそそりにくいものの、「体からだによさそうか」「エネルギーが多おおそうか」という判断はんだんは、本物ほんものの写真しゃしんを見みたときと変かわらなかったのです。

ただし、例外れいがいもありました。AIが作つくった画像がぞうの方ほうが実物じつぶつより「よりリアルに見みえる」と評価ひょうかされた場合ばあいには、逆ぎゃくに健康度けんこうどや食たべたい気持きもちの評価ひょうかが上あがっていたのです。研究けんきゅうチームは、本物以上ほんものいじょうに本物ほんものらしく見みえる「ハイパーリアリズム」が、食たべ物ものへの評価ひょうかを高たかめることを示しめしたと報告ほうこくしています。

今回こんかいの実験じっけんで、AIが作つくった食たべ物ものの画像がぞうが見みる人ひとの食欲しょくよくに働はたらきかける力ちからは、実物じつぶつの写真しゃしんより弱よわいことが分わかりました。ただし、AIの画像がぞうが本物ほんものの写真しゃしんよりも本物ほんものらしく見みえるときには、その働はたらきが逆ぎゃくに強つよまることも分わかりました。