1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


日本では、野生の中でひなを育ててなかまをふやすコウノトリのむれが、昭和46年(1971年)にいなくなりました。これを「絶滅」といいます。生き物のなかまが、その場所からすっかりいなくなることです。

そのあと、コウノトリを野生にもどす取り組みが始まりました。そして2005年には、野外にいるコウノトリは、よそからとんできた野生のコウノトリをふくめて、まだ6羽でした。
それから年月がたち、2024年7月のおわりには、野外のコウノトリは476羽になりました。6羽から476羽へと、大きくふえたのです。
この数は、ひょうご県と、「コウノトリ野生復帰推進連絡協議会」という、コウノトリを野生にもどすためにいろいろな人たちが力を合わせている集まりが、まとめて発表したものです。ひょうご県は、コウノトリが野生にもどるまでのあゆみと、今、野外に何羽いるかをまとめています。
ひなを育てているコウノトリが動き回るはんいは、2キロメートルから10キロメートルくらいだということです。

2020年12月、「HPVワクチン」が男の人にも使えるようになりました。HPVワクチンは、「HPV」というウイルスをふせぐためのワクチンです。HPVは、いろいろながんや、いぼの病気のもとになるウイルスです。このとき国は、HPVのうち4つのしゅるいにきく「4価HPVワクチン」を、男の人と女の人の「肛門がん」と、男の人の「尖圭コンジローマ」をふせぐためにも使ってよいとみとめました。肛門がんはおしりのあなにできるがんで、尖圭コンジローマはHPVがもとになって体にいぼができる病気です。

国では、男の人にもこのワクチンを「定期接種」、つまり国が決めた年れいの人が国のしくみとして受けるワクチンにするかどうかを、話し合ってきました。2024年3月の話し合いでは、2020年にみとめられたワクチンを3回打つ場合、きき目と安全さはだいたいたしかめられたとされました。けれども、「費用対効果」、つまりかかるお金に対してどれくらい病気をへらせるかという点には、問題があるとされました。
つづいて2024年5月には、男の人がワクチンを打つことで女の人の病気もへるかどうかなどもふくめて、まとめて考えていく進め方がみとめられました。
2025年8月には、HPVのうち9つのしゅるいにきく「9価HPVワクチン」のシルガード9も、がんになる前のじょうたいもふくめた男の人と女の人のこうもんがんと、男の人のせんけいコンジローマをふせぐために使ってよいと国がみとめました。シルガード9を打てるのは9さいからの男の人で、9さいから15さいになる前までは2回か3回、15さいからは3回打ちます。
そして2026年7月22日、「厚生労働省」という、人びとのけんこうや仕事のことをあつかう国の役所の小委員会が、35回目の話し合いを開きました。そこでは、これまでの流れ、国がどのワクチンをみとめているか、まだ考えなければならないこと、お金に対するきき目をまとめたしりょうが出されました。
しりょうによると、男の人が自分のためにワクチンを打つきき目のうち、国がみとめているのは、せんけいコンジローマと、がんになる前のじょうたいもふくめたこうもんがんです。のどのおくにできる「中咽頭がん」や、男の人のおしっこをするところにできる「陰茎がん」をふせぐきき目は、まだみとめられていません。この2つのがんについては、きき目をしめすたしかなデータがかぎられています。また、男の人が打つことで、女の人の「子宮頸がん」などがへるかどうかも、まわりまわってそうなると考えられるデータにとどまっています。子宮けいがんは、女の人の体の中で赤ちゃんが育つところの入り口にできるがんです。一方、安全かどうかについては、調べたデータがたまってきていると整理されました。
お金に対するきき目については、国などが病気をなおすお金を出す立場から見る「公的医療の立場」を元にして計算します。そして、もっとくわしい計算ができるように、国内のデータをこれからも集めていくことになっています。

おかやま県のきび中央町のよし川という所に、きび高原都市という場所があります。高原とは、高い所にある平らな土地のことです。きび高原都市には、けがや病気で体が動きにくくなった人が、体を動かす練習をする「リハビリテーションセンター」もあります。

この場所で、10月11日の日曜日に、第38回おかやまきび高原車いすふれあいロードレースが開かれます。「ロードレース」は、道路を走るレースです。午前9時35分にきび高原そうごうリハビリテーションセンターで出発式があり、午後2時までレースが行われます。
レースには、車いすで走る車いすの部と、車いすを使わずに自分の足で走る「一般の部」があります。どちらの部にも、ハーフマラソン(マラソンの半分のきょり)、10キロメートル、3キロメートルの三つのきょりがあります。
申しこんだ人は、合わせて1605人です。男の人が1236人、女の人が369人で、そのうち車いすの部は53人、一般の部は1552人です。とくべつにまねかれたランナーとして、あさひかせいの元りく上部だった、ささ つとむさんと、パナソニック女子りく上きょうぎ部のよし川みかさんも走ります。大会をささえるきょうぎ役員とボランティアは、およそ770人です。
この大会のねらいは、しょうがいのある人もない人も同じ場所でいっしょに走り、おたがいのことをよく知って交流を深めることです。走る力を高めることや、けんこうと体力づくりもねらいです。大会を開くのは、おかやまきび高原車いすふれあいロードレース大会そしき委員会です。おかやま県のふくし相談センターが、10月2日に大会のことを発表しました。