1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


10月9日の昼、パナマという国の南の方で、地面が大きくゆれました。パナマの時間で昼の12時56分、日本の時間では次の日の10日午前2時56分のことです。

この地しんについて、アメリカの「米国地質調査所」(USGS)が発表しました。米国地質調査所は、地しんなど地面の動きを調べるアメリカの役所です。発表によると、地しんの大きさを表す数字「マグニチュード」は7.7でした。マグニチュード7.7は、とても大きな地しんです。
地しんが起きた場所は、ピタロサ・アリバという場所から西南西に12キロメートルのところで、地面から深さ12.6キロメートルの地点でした。地面の下には岩がさけた「断層」があり、今回はそのさけ目の両がわの岩が横向きにずれて動く「左横ずれ断層」というタイプの地しんでした。
米国地質調査所の「PAGER」というしくみは、地しんのひがいの大きさを予想して、色で表します。今回は、お金の面でのひがいも、死者の数も、いちばん重い「赤警報」になりました。赤警報は、とても大きなひがいが出るおそれがあるという強い注意です。
およそ460万人の人が、強いゆれから、とても強いゆれを感じたとみられています。ゆれの強さを表す目じるしで、5から8にあたるゆれです。ゆれの広がりを地図にした「ShakeMap」と、ゆれを感じた人の回答を集めた「DYFI」では、いちばん強いところで9のゆれが記ろくされました。
大きな地しんのあとには、「余震」という、つづけて起きる地しんがあります。今回は、51回のよしんが記ろくされています。米国地質調査所は、これから1週間のうちにマグニチュード7かそれより大きいよしんが起きる見こみを12パーセント、マグニチュード6かそれより大きいよしんが起きる見こみを67パーセントと予想しています。67パーセントは、100回のうち67回くらいという高い見こみです。

運転する人がハンドルやブレーキをほとんど動かさなくても、車が自分で走ってくれます。こうした高度な運転の手助けができる車を「レベル2++」といいます。

レベル2++の車は、たくさんの車や人が行きかう、こみ入った道でも正しく走ることができます。でも、運転する人がいらなくなるわけではありません。運転する人は、車がきちんと走っているか、まわりをしっかり見ていなければなりません。たとえば、ニッサンは、イギリスのWayveという会社のAIをのせたレベル2++の車を、2027年度に売り出す予定です。
日本の会社がつくるレベル2++の車は、2027年度の間に、お店で買えるようになる予定です。そこで国の役所の国土交通しょうは、レベル2++の車をもっと広めるため、すぐれたレベル2++の車を国がみとめる「認定制度」をつくる考えを発表しました。仕事で使う商用車もふくめ、いろいろなレベル2++の車の開発を進めてもらうためです。
また国土交通しょうは、バスやタクシーなど、たくさんの人が使う「公共交通」で、レベル2++の車を早くから活用していく考えです。この中には、役所などが行う、地いきの人が自分の車でお客さんを運ぶ「公共ライドシェア」もふくまれます。
こうした取り組みで、自動運転の車を多くの人に知ってもらい、安心して使ってもらえるようにすることが、国土交通しょうのねらいです。レベル2++の車は、これから先の、さらに進んだ自動運転の車である「レベル4」につながるとされています。

2026年10月10日の朝、北海道のくしろ駅3番ホームで、一本の列車を見送る式が開かれます。式は午前10時35分ごろから始まり、11時6分に「くしろ湿原ノロッコ号」の2号がくしろ駅を出発します。この列車がお客さんを乗せて走るのは、この日がさいごです。

くしろ湿原ノロッコ号は、1989年から走り続けてきた列車です。名前にある「湿原」は、水を多くふくんだ、広く平らな草の原のことです。JR北海道は9月30日、この列車が10月9日と10日のさいごの運転をもって、37年の歩みを終えると発表しました。
さいごの運転は2日間あります。9日は「ノロッコ川湯温泉号」として、くしろ駅と川湯おんせん駅の間を1回、行って帰ってきます。10日はくしろ湿原ノロッコ号として、くしろ駅ととうろ駅の間を1回、行って帰ってきます。10日は、ノロッコ2号が11時6分にくしろ駅を出発し、ノロッコ1号が午後1時5分にくしろ駅に着きます。これが本当にさいごの運転です。
この2日間は、乗った人に「乗車証明書」がくばられます。この列車に乗ったことをあらわす、はがきの大きさの紙です。列車には「ラストランヘッドマーク」もつけられます。ヘッドマークは、列車の前の面につける、名前やもようのかんばんのことです。今回は、客車を引っぱる「機関車」と、4号車のいちばん後ろにつけられます。線路のそばでは、文字を書いた大きなぬのである「横断幕」を持った人たちが、列車を出むかえたり見送ったりします。
ノロッコ号は「全車指定席」です。すべての車両で、すわる場所が前から決まっているということです。
また、くしろ駅の中の広い通路には、10月1日から13日まで「メッセージBOX」がおかれます。ノロッコ号への思いを書いた言葉を、だれでも入れることができます。

10月10日、しょうぎの西山ともかさんが、福間かなさんと対局をしていました。二人があらそっていたのは「白玲」です。これは、女の人のしょうぎのプロがあらそうタイトルの一つで、西山さんがいま持っています。タイトルとは、大きな大会で勝った人がもらう、とくべつなよび名のことです。この日の対局は、第6期のタイトルをだれが持つかを決める七番勝負「ヒューリック杯白玲戦」の5回目でした。相手の福間さんは、女の人のタイトルを4つ持つ強いプロです。

対局は、二人合わせて118手で西山さんの勝ちとなりました。終わったのは午後5時30分です。七番勝負では、先に4勝した人がタイトルを手にします。西山さんはこれで4勝1ぱいとなり、タイトルを守りました。タイトルを持っている人が、いどんできた相手に勝って守りきることを「防衛」といいます。
西山さんがこのタイトルをとったのは4期つづけてで、合わせて5期目です。女の人のしょうぎのタイトルをとった数は、全部で23期になりました。このタイトルを合わせて5期とったことで、西山さんは「クイーン白玲」というとくべつなよび名でよばれるようになり、さらに「棋士」になることもできるようになりました。しょうぎのプロには、女の人だけであらそう「女流棋士」と、男女を問わずにあらそうプロの二つがあり、西山さんはこれまで女流のプロとしてたたかってきました。このことは、しょうぎのプロのあつまりである日本しょうぎれんめいが、対局のようすをつたえるブログで発表しました。
対局のあとの記者会見で、西山さんは、男女を問わないプロになるかどうかについて、「すぐにはお答えできない」と話しました。