2026年10月10日(土)のこどもニュースNews for Saturday, October 10, 2026

パナマの南みなみでマグニチュード7.7の大おおきな地じしん

パナマの南でマグニチュード7.7の大きな地しん
パナマの航空写真 出典: Camilo Molina derivative work: MrPanyGoff (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

10月がつ9日ここのかの昼ひる、パナマという国くにの南みなみの方ほうで、地面じめんが大おおきくゆれました。パナマの時間じかんで昼ひるの12時じ56分ふん、日本にほんの時間じかんでは次つぎの日ひの10日とおか午前ごぜん2時じ56分ふんのことです。

パナマの南でマグニチュード7.7の大きな地しん
パナマの航空写真 出典: Camilo Molina derivative work: MrPanyGoff (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

この地じしんについて、アメリカの「米国地質調査所べいこくちしつちょうさじょ」(USGS)が発表はっぴょうしました。米国地質調査所べいこくちしつちょうさじょは、地じしんなど地面じめんの動うごきを調しらべるアメリカの役所やくしょです。発表はっぴょうによると、地じしんの大おおきさを表あらわす数字すうじ「マグニチュード」は7.7でした。マグニチュード7.7は、とても大おおきな地じしんです。

地じしんが起おきた場所ばしょは、ピタロサ・アリバという場所ばしょから西南西せいなんせいに12キロメートルのところで、地面じめんから深ふかさ12.6キロメートルの地点ちてんでした。地面じめんの下したには岩いわがさけた「断層だんそう」があり、今回こんかいはそのさけ目めの両りょうがわの岩いわが横向よこむきにずれて動うごく「左横ひだりよこずれ断層だんそう」というタイプの地じしんでした。

米国地質調査所べいこくちしつちょうさじょの「PAGER」というしくみは、地じしんのひがいの大おおきさを予想よそうして、色いろで表あらわします。今回こんかいは、お金かねの面めんでのひがいも、死者ししゃの数かずも、いちばん重おもい「赤警報あかけいほう」になりました。赤警報あかけいほうは、とても大おおきなひがいが出でるおそれがあるという強つよい注意ちゅういです。

およそ460万人まんにんの人ひとが、強つよいゆれから、とても強つよいゆれを感かんじたとみられています。ゆれの強つよさを表あらわす目めじるしで、5から8にあたるゆれです。ゆれの広ひろがりを地図ちずにした「ShakeMap」と、ゆれを感かんじた人ひとの回答かいとうを集あつめた「DYFI」では、いちばん強つよいところで9のゆれが記きろくされました。

大おおきな地じしんのあとには、「余震よしん」という、つづけて起おきる地じしんがあります。今回こんかいは、51回かいのよしんが記きろくされています。米国地質調査所べいこくちしつちょうさじょは、これから1週間しゅうかんのうちにマグニチュード7かそれより大おおきいよしんが起おきる見みこみを12パーセント、マグニチュード6かそれより大おおきいよしんが起おきる見みこみを67パーセントと予想よそうしています。67パーセントは、100回かいのうち67回かいくらいという高たかい見みこみです。

ハンドルをほとんどさわらずに走はしる車くるま 国くにがすぐれた車くるまをみとめるしくみを計画けいかく

ハンドルをほとんどさわらずに走る車 国がすぐれた車をみとめるしくみを計画
自動運転車 出典: 国土交通省ウェブサイト

運転うんてんする人ひとがハンドルやブレーキをほとんど動うごかさなくても、車くるまが自分じぶんで走はしってくれます。こうした高度こうどな運転うんてんの手助てだすけができる車くるまを「レベル2++」といいます。

ハンドルをほとんどさわらずに走る車 国がすぐれた車をみとめるしくみを計画
自動運転車 出典: 国土交通省ウェブサイト

レベル2++の車くるまは、たくさんの車くるまや人ひとが行いきかう、こみ入いった道みちでも正ただしく走はしることができます。でも、運転うんてんする人ひとがいらなくなるわけではありません。運転うんてんする人ひとは、車くるまがきちんと走はしっているか、まわりをしっかり見みていなければなりません。たとえば、ニッサンは、イギリスのWayveという会社かいしゃのAIをのせたレベル2++の車くるまを、2027年度ねんどに売うり出だす予定よていです。

日本にほんの会社かいしゃがつくるレベル2++の車くるまは、2027年度ねんどの間あいだに、お店みせで買かえるようになる予定よていです。そこで国くにの役所やくしょの国土交通こくどこうつうしょうは、レベル2++の車くるまをもっと広ひろめるため、すぐれたレベル2++の車くるまを国くにがみとめる「認定制度にんていせいど」をつくる考かんがえを発表はっぴょうしました。仕事しごとで使つかう商用車しょうようしゃもふくめ、いろいろなレベル2++の車くるまの開発かいはつを進すすめてもらうためです。

また国土交通こくどこうつうしょうは、バスやタクシーなど、たくさんの人ひとが使つかう「公共交通こうきょうこうつう」で、レベル2++の車くるまを早はやくから活用かつようしていく考かんがえです。この中なかには、役所やくしょなどが行おこなう、地ちいきの人ひとが自分じぶんの車くるまでお客きゃくさんを運はこぶ「公共こうきょうライドシェア」もふくまれます。

こうした取とり組くみで、自動運転じどううんてんの車くるまを多おおくの人ひとに知しってもらい、安心あんしんして使つかってもらえるようにすることが、国土交通こくどこうつうしょうのねらいです。レベル2++の車くるまは、これから先さきの、さらに進すすんだ自動運転じどううんてんの車くるまである「レベル4」につながるとされています。

北海道ほっかいどうのノロッコ号ごう、10月がつ10日とおかにさいごの運転うんてん 37年ねんの歩あゆみに終おわり

北海道のノロッコ号、10月10日にさいごの運転 37年の歩みに終わり
くしろ湿原ノロッコ号 出典: Kei365 (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

2026年ねん10月がつ10日とおかの朝あさ、北海道ほっかいどうのくしろ駅えき3番ばんホームで、一本いっぽんの列車れっしゃを見送みおくる式しきが開ひらかれます。式しきは午前ごぜん10時じ35分ふんごろから始はじまり、11時じ6分ぷんに「くしろ湿原しつげんノロッコ号ごう」の2号ごうがくしろ駅えきを出発しゅっぱつします。この列車れっしゃがお客きゃくさんを乗のせて走はしるのは、この日ひがさいごです。

北海道のノロッコ号、10月10日にさいごの運転 37年の歩みに終わり
くしろ湿原ノロッコ号 出典: Kei365 (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

くしろ湿原しつげんノロッコ号ごうは、1989年ねんから走はしり続つづけてきた列車れっしゃです。名前なまえにある「湿原しつげん」は、水みずを多おおくふくんだ、広ひろく平たいらな草くさの原はらのことです。JR北海道ほっかいどうは9月がつ30日にち、この列車れっしゃが10月がつ9日ここのかと10日とおかのさいごの運転うんてんをもって、37年ねんの歩あゆみを終おえると発表はっぴょうしました。

さいごの運転うんてんは2日ふつか間かんあります。9日ここのかは「ノロッコ川湯温泉号かわゆおんせんごう」として、くしろ駅えきと川湯かわゆおんせん駅えきの間あいだを1回かい、行いって帰かえってきます。10日とおかはくしろ湿原しつげんノロッコ号ごうとして、くしろ駅えきととうろ駅えきの間あいだを1回かい、行いって帰かえってきます。10日とおかは、ノロッコ2号ごうが11時じ6分ぷんにくしろ駅えきを出発しゅっぱつし、ノロッコ1号ごうが午後ごご1時じ5分ふんにくしろ駅えきに着つきます。これが本当ほんとうにさいごの運転うんてんです。

この2日ふつか間かんは、乗のった人ひとに「乗車証明書じょうしゃしょうめいしょ」がくばられます。この列車れっしゃに乗のったことをあらわす、はがきの大おおきさの紙かみです。列車れっしゃには「ラストランヘッドマーク」もつけられます。ヘッドマークは、列車れっしゃの前まえの面めんにつける、名前なまえやもようのかんばんのことです。今回こんかいは、客車きゃくしゃを引ひっぱる「機関車きかんしゃ」と、4号車ごうしゃのいちばん後うしろにつけられます。線路せんろのそばでは、文字もじを書かいた大おおきなぬのである「横断幕おうだんまく」を持もった人ひとたちが、列車れっしゃを出でむかえたり見送みおくったりします。

ノロッコ号ごうは「全車指定席ぜんしゃしていせき」です。すべての車両しゃりょうで、すわる場所ばしょが前まえから決きまっているということです。

また、くしろ駅えきの中なかの広ひろい通路つうろには、10月がつ1日ついたちから13日にちまで「メッセージBOX」がおかれます。ノロッコ号ごうへの思おもいを書かいた言葉ことばを、だれでも入いれることができます。

西山にしやまともかさん しょうぎの大おおきなタイトルを守まもり 男女だんじょを問とわないプロへの道みちが開ひらく

西山ともかさん しょうぎの大きなタイトルを守り 男女を問わないプロへの道が開く
将棋盤

10月がつ10日とおか、しょうぎの西山にしやまともかさんが、福間ふくまかなさんと対局たいきょくをしていました。二人ふたりがあらそっていたのは「白玲はくれい」です。これは、女おんなの人ひとのしょうぎのプロがあらそうタイトルの一ひとつで、西山にしやまさんがいま持もっています。タイトルとは、大おおきな大会たいかいで勝かった人ひとがもらう、とくべつなよび名なのことです。この日ひの対局たいきょくは、第だい6期きのタイトルをだれが持もつかを決きめる七番勝負ななばんしょうぶ「ヒューリック杯白玲戦はいはくれいせん」の5回目かいめでした。相手あいての福間ふくまさんは、女おんなの人ひとのタイトルを4つ持もつ強つよいプロです。

西山ともかさん しょうぎの大きなタイトルを守り 男女を問わないプロへの道が開く
将棋盤

対局たいきょくは、二人合ふたりあわせて118手てで西山にしやまさんの勝かちとなりました。終おわったのは午後ごご5時じ30分ぷんです。七番勝負ななばんしょうぶでは、先さきに4勝しょうした人ひとがタイトルを手てにします。西山にしやまさんはこれで4勝しょう1ぱいとなり、タイトルを守まもりました。タイトルを持もっている人ひとが、いどんできた相手あいてに勝かって守まもりきることを「防衛ぼうえい」といいます。

西山にしやまさんがこのタイトルをとったのは4期きつづけてで、合あわせて5期目きめです。女おんなの人ひとのしょうぎのタイトルをとった数かずは、全部ぜんぶで23期きになりました。このタイトルを合あわせて5期きとったことで、西山にしやまさんは「クイーン白玲はくれい」というとくべつなよび名なでよばれるようになり、さらに「棋士きし」になることもできるようになりました。しょうぎのプロには、女おんなの人ひとだけであらそう「女流棋士じょりゅうきし」と、男女だんじょを問とわずにあらそうプロの二ふたつがあり、西山にしやまさんはこれまで女流じょりゅうのプロとしてたたかってきました。このことは、しょうぎのプロのあつまりである日本にほんしょうぎれんめいが、対局たいきょくのようすをつたえるブログで発表はっぴょうしました。

対局たいきょくのあとの記者会見きしゃかいけんで、西山にしやまさんは、男女だんじょを問とわないプロになるかどうかについて、「すぐにはお答こたえできない」と話はなしました。