1東京理科大学のそあい憲三めいよ教授に2026年のノーベル化学賞


大阪のどうとんぼりで毎晩光っている大きなグリコの看板が、2026年11月末でいったん消えます。ランナーが両うでを高く上げて走る、あの看板です。

看板を出している、えざきグリコ株式会社が10月14日に発表しました。今の看板は6代目で、11月末で出すのをやめ、12月から新しくするための工事を始めます。そして、7代目の看板を2027年の春にかかげる予定です。
この看板は「道頓堀グリコサイン」とよばれています。今の6代目は2014年に設置されたもので、高さは20.00メートル、横の長さは10.38メートルあります。光っているのは「LEDチップ」という小さな電気の部品で、約14万個も使われています。日がしずんだ後から夜の12時まで点灯しています。
看板の真ん中にいるランナーは「Glicoのランナー」とよばれ、7代目になってもこのまま走り続けます。
この看板の初代は1935年に登場しました。その後、1955年に2代目、1963年に3代目、1972年に4代目、1998年に5代目、2014年に6代目と、時代に合わせて何度も新しくなってきました。
6代目の看板は、会社の名前を見せるだけのものではありませんでした。「世界糖尿病デー」という、糖尿病という病気について世界中で考える日に合わせて、健康についてよびかける映像を流しました。また、大阪府警察と協力して、青少年の非行を防ぐためのよびかけも行ってきました。
2027年の春、新しい看板の真ん中でも、ランナーは変わらず走り続ける予定です。

電車の天井からつり下げられ、ゆれながら商品やイベントを宣伝していた紙の広告が、阪急電鉄の電車から全部なくなります。

阪急電鉄株式会社は2026年10月14日、全線の営業車両で「中吊広告」をはり出すのをやめると発表しました。中づり広告とは、電車の車内の天井から糸などでつり下げられている紙の広告のことです。
なぜ長く続いてきた広告をやめるのでしょうか。阪急電鉄はその理由として、スマートフォンやデジタルメディアが広まり、人が情報を手に入れる方法が変わったことを挙げています。また、電車の中での過ごし方が人によってさまざまになったことや、より落ち着いた移動の空間にしてほしいという期待が高まっていることも理由だとしています。
広告がなくなると、車内の見通しがよくなり、開放感も高まります。阪急電鉄は、そうした快適な車内空間を目指すとしています。紙を使う量も大きく減ります。2025年度の実績をもとに計算したところ、1年間でおよそ83万枚の中づり広告にあたる紙の資源を使わずにすむと見こまれています。
中づり広告が終わるのは、2027年4月4日(日)の営業が終わった時です。ほかの鉄道会社から阪急電鉄の線路に乗り入れてくる車両は、今回の対象に入りません。
2027年4月4日を過ぎると、阪急電鉄の電車の天井から中づり広告はなくなり、車内の様子はこれまでと変わることになります。

今の日本にはすんでいないチョウが、約250万年前の兵庫県を飛んでいました。そのことを教えてくれたのは、兵庫県新温泉町の化石館に約35年前から展示されてきた、1まいのチョウのはねの化石です。けいおうぎじゅく大学などの研究チームが2026年10月13日、この化石が今も生きている種類のチョウとしては世界で最も古いものだと発表しました。

化石は、新温泉町にある約250万年前の湖の地層から見つかった、長さ約42ミリメートルの前ばねです。研究チームは、このはねの形や模様の特ちょうを、シロチョウ科ミヤマシロチョウ属に今いる約40種のチョウと一つ一つ比べました。すると、「ポターニンミヤマシロチョウ」という種類とぴったり一致したのです。このチョウは今の日本にはおらず、中国の北部と北東部にだけすんでいます。つまり、今は中国にしかいないチョウが、はるか昔には日本の兵庫県にもいたことが分かったのです。
この化石を見つけたのは、新温泉町役場の職員だった馬場正男さんです。約35年前に現地の調査をしているときに発見し、町の教育委員会が管理する「おもしろこん虫化石館」に寄付しました。化石はそれ以来、化石館でずっと展示されてきました。長い間、人々の目の前にあった化石が、くわしく調べ直されたことで、世界的な発見につながったのです。
研究を行ったのは、けいおうぎじゅくようちしゃの高橋ゆい先生、けいおうぎじゅくの相場博明さん、進化生物学研究所と光洋精機株式会社のさいとう光太郎さんらの研究チームです。研究の結果をまとめた論文は、2026年7月29日に専門誌の「Journal of Paleontology」でオンラインで先に公開されました。
ここで大切なのが、「現生種」という言葉です。これは、化石として見つかった生き物のうち、同じ種類が今も地球上に生きているものを指します。チョウの化石そのものはほかにもありますが、今も生きている種類だと分かっているチョウの化石で、これまで世界で最も古かったのは、栃木県なす塩原市で見つかった約30万年前のゴマダラチョウでした。今回のポターニンミヤマシロチョウの化石は約250万年前のものなので、その記録を大きくさかのぼることになります。
約250万年前の日本にいたチョウが、今は遠くはなれた中国にだけ生き残っているという事実は、1まいの小さなはねが語ってくれた、とても大きな発見です。

学校給食には、ご飯が出る日とパンが出る日があります。富山県となみ市の砺波市学校給食センターは、この二つの日には大きなちがいがあると説明しています。

いちばん大きなちがいは、食べるときに「かむ回数」です。パンの日は、ご飯の日に比べて、かむ回数が減りやすいのだそうです。
砺波市学校給食センターは2026年10月1日、その日の給食の献立と写真を市のホームページにのせました。献立は、コッペパン、牛乳、トマトソースのミートボール、グリーンサラダ、ポトフです。そしていっしょに、「パンの食べ方」についての食育メッセージを発信しました。食育とは、食べ物や食べ方について学ぶことです。
メッセージによると、パンは一口ずつ手でちぎって食べるのがマナーです。大きなまま口に運んでかじるのではなく、手で小さくちぎってから食べます。
さらに砺波市学校給食センターは、パンの日にはかむ回数が減りやすいことを考えて、献立にも工夫をしています。サラダや豆を使った料理をパンと組み合わせて、かむ回数が増えるようにしているのです。10月1日の献立にも、グリーンサラダが入っています。
パンの日の給食は、パンをどう食べるかと、何といっしょに食べるかの両方が考えられて作られています。